蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事
【芸能・社会】ブルーリボン賞授賞式 阿部寛が竹野内豊にオファー!?2013年2月15日 紙面から
東京映画記者会(スポーツ紙7社の映画担当記者で構成)が主催する第55回ブルーリボン賞の授賞式が14日、東京・内幸町のイイノホールで開かれ、主演男優賞の阿部寛(48)らが喜びを語った。司会は昨年の男女主演賞コンビ、竹野内豊(42)と永作博美(42)が務め、式の終了後には作品賞に輝いた「かぞくのくに」が上映された。 ◆主演男優賞「去年は『麒麟の翼』『テルマエ・ロマエ』『カラスの親指』の3本が公開されて、すごく幸せでした。この賞を非常に光栄に思っています」 阿部は晴れ晴れとした表情で主演男優賞の喜びを語った。 「テルマエ」では濃い顔を生かして古代ローマ人を演じた。「最初はできるかなと思ったけど、別になんの違和感もなくやれてしまったのかな…。濃い顔に生まれてよかった」。ひょうひょうと話して観客を笑わせた。 興行収入59億8000万円という大ヒットで、続編の製作も決まっている。阿部は司会席を見ながら、「どちらかというと、竹野内さんも濃い顔で…」と話を振り、「竹野内さんも出ますか?」と突然の出演オファーを投げかけた。竹野内は間髪入れずに「光栄です」と快諾し、会場からどよめきと拍手が巻き起こった。 古代ローマの浴場設計技師が、現代にタイムスリップする物語とあって、阿部は劇中で見事な体も披露した。次回作では2人の肉体美対決が見られるかもしれない。 来年の授賞式では、主演女優賞の安藤サクラ(26)とともに司会を務める。 阿部は「食い入るようにモニターを見てました。今回のビデオ見て研究したい」と決意を新たにしつつ、「きょうは竹野内さんと永作さんのおかげで、会場に入りきれないほどの人が来られた。来年が心配です」と不安もこぼした。 永作は「阿部さんのファンじゃない方もたくさんいらっしゃるので、大丈夫ですよ」と微妙なフォロー。阿部が「きついな…」と苦笑いすると、永作はあわてて「失礼しました。共演もしているので、近づきすぎました…」と謝り、会場は爆笑に包まれていた。 ◆主演女優賞 安藤サクラ父の思い出語る主演女優賞の安藤サクラは、北朝鮮と日本で離ればなれになる兄と妹を描いた「かぞくのくに」について、「見えないものを動かす力がある」と力説。「いろんな政治や、どんな力でも変えられないもの、黒く渦巻くものがたくさんあるけど、魂のはじっこのほうがちょっと動いたりすることが、それを変えるエネルギーになるんじゃないか。それをこの映画に出会って思った」としみじみと語った。 94年に父親の俳優奥田瑛二(62)が主演男優賞を受賞したときの思い出も明かした。「8歳のときですが、その日のことはとても鮮明に覚えています。喜ぶ父に、青い布を切ってブルーリボンを作って、バッジにしてつけました。この間、父がそれをちゃんと、とっておいてくれて…」。会場には母親の女優安藤和津(64)と夫の俳優柄本佑(26)も駆け付けた。 ◆助演女優賞助演女優賞の広末涼子(32)は、両肩を出したセクシーなドレスで登場。ハリー・ウィンストンの2150万円相当のネックレス、294万円相当のイヤリングを着けたゴージャスなたたずまいで、カメラのフラッシュを一身に浴びた。 監督賞に輝いた内田けんじ監督には「コメディエンヌとしての才能があるから、これからたくさんコメディーをしたほうがいいよ」と言われたという。「阿部(寛)さんのような才能があるとは思えないので…」と謙遜しつつ、「迷っていたところを、背中を押してもらえた。女優としての視野を広げていきたい」とコメディー女優として自信も語った。 それでも、細かい演技指導を受けたことは、相当にこたえた様子。人物の中身が入れ替わる物語にちなんで「もし誰かと入れ替わるなら?」と聞かれると、「内田監督と入れ替わって、30、50テイクくらい重ねたい」といたずらっぽく笑った。 ◆おなかふっくら 司会の永作博美竹野内も永作も、司会は初挑戦。第2子を妊娠中(6カ月)で、ふっくらしたおなかの永作は「前年度の受賞者が司会を務めるのがすてきだなと思っていました。2人で頑張って、受賞の喜びを分かち合いたいと思います」と語り、つつがなく大役をこなした。 竹野内は、「もっと日本映画が作りやすい環境へと向かうことを願いつつ、少しでも多くの良い作品をお届けできるよう、いつか、苦手ですけどまたここに立てるように頑張って参りたいと思います」と、控えめながら2度目の主演男優賞を見据えていた。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|