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岡山操山高の野球部男子マネジャー 顧問叱責後自殺

 岡山県教育委員会は13日、県立岡山操山高(岡山市)の野球部マネジャーで2年生の男子生徒=当時(16)=が昨年7月に自殺していたと明らかにした。県教委や同校によると、生徒は監督の30歳代の男性教諭から厳しい指導を受けていた。県教委は「自殺との因果関係がはっきりしない」として公表していなかった。

 生徒は選手として野球部に入部し、昨年6月に退部。7月23日にマネジャーとして復帰したが、同26日朝、岡山市内で首をつって自殺しているのが見つかった。遺書はなく、所持していた携帯電話のメールが全て削除されていたという。

 県教委は昨年10〜11月と12月の計2回、監督や部員に聞き取り調査を実施。生徒の復帰当日、監督が「マネジャーらしい仕事をしろ」「グラウンドから目を離すな」などと厳しく?責していたことが判明した。監督による体罰や部員らによるいじめはなかった。

 自殺を受け、同校は昨年11月に監督を交代させた。教頭は「行き過ぎた指導があったかもしれない」と話しているが、自殺との因果関係は不明として処分はしていない。日本高野連は同校に対し、経緯などの報告書を出すよう求めた。

[ 2013年2月14日 06:00 ]

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