岡本武昌専門分野:各種スポーツで発生するスポーツ特性を 踏まえた外傷における発生機序を筋電図、3軸加速度計側をとりいれながら生体力学(バイオメカニクス)手法を用いて検討している。また、固定や運動負荷後において柔道整復術の手技を用いた際の末梢循環動態変化を加速度脈波計測手法から検討を行っている。

柔道整復師は医師とは違ったユニークでクリエイティブな職業です。骨折・脱臼の整復・固定はもとより、捻挫などの損傷はX線やMRIなどの検査機器で判断し難い損傷の治療もまた非常に楽しい。これは柔道整復師が手当という手による触診を行い、同じ損傷でも同一ではなく、この損傷を如何に施術するかという面白さ、困難さもまたクリエイティブな仕事の1つである。資格は専門学校で得られるが、本質的な解明を行うには大学教育が必要となる。また1年時から教員や上級生と常に接し、研究、ゼミ旅行やゼミで楽しい時間を共有しています。是非あなたとお遇いできることを楽しみしています。
所属 保健医療学部 職名 教授
担当科目 柔道整復関節傷害学(および実習)
傷害鑑別診断法
柔道整復関節傷害学(および実習)
柔道整復臨床総合実習
卒業研究
学位 工学博士
研究テーマ 各種のスポーツ特性に応じた外傷発生について力学的(バイオメカニクス)手法を用いた検討。
各種手技療法にうおける末梢循環や動作能力への影響にていて。
研究のキーワード バイオメカニクス 加速度計測 筋電図 動作分析 重心動揺
主要所属学会 日本体力医学会 日本柔道整復接骨医学会 日本スポーツ整復療法学会 その他
演  題 単・共 学会名 開催年・月
テニスによる膝疾患と荷重の関係について 共同 日本スポーツ整復療法学会 2009年10月
手関節部の包帯固定が運動負荷前後の末梢循環動態に及ぼす影響 共同 日本スポーツ整復療法学会 2009年10月
整復工学による柔道整復学の一考察 外傷としてのOVER-USE 共同 日本スポーツ整復療法学会 2008年10月
バランストレーニングが垂直跳び動作に及ぼす影響 共同 日本柔道整復師接骨医学会 2007年11月
筋疲労に対する徒手療法の効果について
加速度脈波・乳酸値での検討
共同 日本柔道整復師接骨医学会 2007年11月
表面筋電図を用いた運動単位の形状と位置の推定方法 共同 日本スポーツ整復療法学会 2007年10月
表  題 単・共 掲載誌等 発行年・月
膝関節への包帯固定およびサポーター装着時の外乱刺激が身体平衡機能に及ぼす影響 共著 東洋医学 2006年10月
温浴と交替浴が末梢循環に及ぼす影響
加速度脈波指標を用いた解析
共著 東洋医学 2007年7月
医療・スポーツ現場における英語表現について 共著 スポーツ整復療法学研究 2007年3月
超音波画像解析のための基礎講座
超音波と画像解析の基礎
共著 スポーツ整復療法学研究 2008年3月