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黒染めからのトーンアップ

Sun, November 25, 2012
テーマ:real salon work
11月のお休みのお知らせ

明後日火曜日はお休みを頂きます。ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願いします。




こんばんは。櫻井です。


これうまい。

全種類制覇。




黒染めしたけどそろそろ明るくしたいとの事。  

ちなみにその前はこんな仕上げでした。

プラチナベージュにハイライト。
 
 
ブリーチでハイライトをところどころ、毛先はガッチリ金髪ベース。

この時はカラーを仕上げてすぐだったので、少し時間が経ってからの黒くする直前は褪色してもっと明るい状態。そこから黒染め。

仕事等でやむなく黒染めをするのではなく、気分転換やおしゃれでのトーンダウンだったので、被せた黒染めが褪色した時にムラにならぬよう、リタッチ(根元染め)して一度均一に明るくしてから黒染めを被せました。これが大事。


そのダブルカラープロセスを怠ると再度トーンアップした時にムラになりやすいんですね。

可能性を狭めぬための一手間を惜しんで泣きを見ないように。



あまり多くないオーダーですが、前回は早く褪色して明るくなるように調整しておいたので、

 ほぼ真っ黒に近いこげ茶から狙い通り明るくなって御来店。でももう少し明るくしたい。ようやくここから今日の本題。

ダメージが蓄積されてキューティクルの剥離があるであろう毛先は色素沈着して色が沈んでいます。暗くする前と逆転して毛先だけ暗い状態。

これは色素を剥がす薬剤を使用しないといけませんが、そういった薬剤は髪を傷めやすいのと、ダメージ抜きにして考えても、元々金髪を黒くしただけの毛先は下手打つと色素を剥がし過ぎてがっつり明るくなる恐れがあるため読みにくい。

なので部分染めで攻める事に。

横のムラが出来そうな毛には縦の計算されたムラを与えることが一番安全な方法です。いわゆるハイライトで明るくしました。

この時の薬はかなり減力したもので大丈夫。過酸化水素は1.5%を更に水で希釈したものを利用しました。6%なんて使ったら髪が終わっちゃいかねない履歴がありますから。

そんでオリジナルのスーパートリートメント(笑)をして仕上がり。
大事なとこでボケてた毛先が明るくなりサラッサラ。


巻いたとこは撮れてた。
 


まだまだ自然に褪色していくはず。焦って明るくすると傷むだけ。自然褪色もうまく利用しながらまた明るくしていきましょう。


次はがっつり明るくしたいって怖い事言って帰って行った(笑)終わり。



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