美容筋肉バルクアップ！

原義：gradation　階調

色の濃淡・明暗･色相などが段階的に少しづつ変わっていく様。

たとえば虹色。レインボー。

だそうです・・・。

グラデカラーにしたい。

ピアス外し中。

グラデーションカラーとは、ヘアカラーを髪の横軸に対してグラデーションで変化させていくカラーリングの事ですね。

基本的には根元から毛先に明るくなればグラデカラーなのですが、

去年の夏辺りに雑誌などで、2トーンもしくは3トーンでの仕上がりにすることをグラデカラーと指すようになりました。毛先だけ金髪、が一番多く見受けられたパターン。

でも二色じゃグラデーションじゃなく2トーンカラーでないかい？？

そう思っています。

で、俺のグラデーション。（俺のイタリアン風）

まずはブリーチ。

順序としては、髪全体を11ブロックに分けてそれぞれの毛先10センチにブリーチドカ付け。

少し色が抜けてきたな、って思ったらそのパネルの中間まで伸ばす。

それと同時に根元付近から三箇所だけ三角チップでメッシュを入れます。つながりを持たせるため。

ブリーチは乾いてくると効力が落ちてくるので霧吹き水入れしつつ少し上方に伸ばす。
薄めたブリーチを時間差で上に広げる事になるため、ブリーチの入り口がソフトな仕上がりになります。

この時点でブリーチが微妙な三段階、そしてブリーチしていないところを含めて四段階の色の差がつきます。そして三箇所だけ入れたメッシュがブリーチ有無に分かれた上下の橋渡し代わりになってくれます。

三角チップを入れる場所は左右非対称、バックは左右どちらか寄せた方が自然になります。

一度流して改めてアッシュ系9トーンとモーブをほんの少し混ぜたものを全体に塗布。

仕上がり。巻きました。


後ろから。
 
強いコントラストなのに馴染ませられたと思います。

この手のカラーは、結構感覚で入れるカラーリストさんも多いと思いますが、微妙なずらしを意図的に施す事と境界線を和らげる計算された小技があったほうがナチュラルに仕上がると思います。

綺麗な横線が見えるブリーチだとカットもジオメトリック（幾何学的）なライン編成でないとコーディネートが合わない。

自然にそいだり、柔らかく切ったカットベースであるならば境目を意図的にぼかした方が可愛い。

派手カラー楽しんで。おしまい。

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