'13/2/15
超低床の路面電車お披露目<動画あり>
広島電鉄(広島市中区)は14日、新しい超低床タイプの路面電車の出発式を本社車庫で開いた。従来の超低床型より小さく、15日から白島線と江波線で運行。これで全線にバリアフリー車両が走る。
出発式には、中国運輸局の小橋雅明局長たち約70人が出席。椋田昌夫社長は「新しい車両も引き続きかわいがってほしい」とあいさつした。
全長18・6メートルの3両編成を2台導入する。外観は開業した大正期の電車をイメージして赤紫に塗装した。定員は86人。
従来の5両編成の超低床車両より11・4メートル短い。横川駅―広電本社前と横川駅―江波で毎日各10往復、江波―白島間は4往復する。
【写真説明】出発式を終えて千田車庫を出る新型車両