最終更新: 2013/02/14 21:04

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長野・飯田市少年殺害 男の携帯電話に犯行認める未送信メール

長野・飯田市でストーカー被害を訴えていた女性のおいが殺害された事件で、犯行当日の動きが、さらに明らかになった。女性の元交際相手の男は、朝から待ち伏せしていたとみられる。また、男の携帯電話に、犯行を認める未送信メールが残されていたこともわかった。
FNNが独占入手した防犯カメラの映像には、事件の直前、元交際相手の男が、女性と子どもを車で連れ回す、一連の動きがとらえられていた。
その後の取材などにより、男の、この日の朝の行動が明らかになった。
近所の人は「(鹿島田 淳さんが)殺された日だな、殺された日。白い自動車が、そこに止まっていた。(元交際相手の男が車から)降りたんだって。自動車の横にいたと。嫁が『久しぶりに、元交際相手の男を見た』と。(何時ごろですか?)9時すぎ。(朝?)朝9時」と話した。
近所の人の話によると、事件当日の朝、自宅の前には、元交際相手の男がいたという。
男は、女性が帰ってくるのを待ち伏せしていたとみられ、事実、女性が帰宅すると、そこには男の姿があったという。
その6時間後、元交際相手の男が、女性と子どもを車で連れ回す様子を防犯カメラがとらえていた。
元交際相手の男が車を離れた、そのすきに、後部座席から運転席に乗り移り、車を発進。
必死の思いで逃げ出した女性は、コンビニエンスストアに助けを求め、駆けつけた警察官に保護された。
事件が発覚する4日前の2月5日、30代の女性は、警察に、元交際相手の男によるストーカー被害を訴えていた。
その内容は、元交際相手の男から復縁を迫られ、「家に火をつける」と、脅迫めいた電話がかかってくるというものだった。
女性に対する、執拗(しつよう)なまでのストーカー行為。
さらに、1階の台所で、頭などを刺されるなどして死亡していた女性のおい・鹿島田 淳さんの死についても、新たな事実が浮かび上がった。
鹿島田さんが倒れていたすぐそばには、バットが残されていたことが新たにわかった。
鹿島田さんの死因は、頭部打撲による頭蓋内損傷。
現場に残された折れた木製バットが、犯行に使われたとみられている。
鹿島田さんは、事件の前日、小学校時代の親友と話をしていた。
鹿島田さんの親友の父親は「もしものことがあったらね、野球で使うバットが、たまたま部屋にあったらしく、これでやっちゃうしかないだろうという話をしたというふうに聞いています」と話した。
元交際相手の男は、女性が保護されたコンビニエンスストアから姿を消し、その後、山の中で止まっていた車内で、遺体で発見された。
練炭自殺を図ったものとみられている。
警察が、車の中に残されていた男の携帯電話を調べたところ、「鹿島田さんをバットで殴って殺した」、「自殺をする」と書かれた、未送信のメールが残されていたことが、新たにわかった。
さらに、鹿島田さんを刺したとみられる小型ナイフも、車内から発見された。
これらの状況から、警察は、元交際相手の男が鹿島田さんを殺害したとみて、くわしく捜査し、容疑が固まり次第、被疑者死亡のまま書類送検する方針。

(02/13 18:52)


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