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ガソリン 2円以上値上がり2月14日 16時8分
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今週のレギュラーガソリンの小売価格は、国際的な原油価格の上昇に加え、円安傾向で原油の輸入価格が値上がりしたことから、1リットル当たりの全国の平均で先週より2円以上値上がりし、153.8円となりました。
資源エネルギー庁の委託を受けた「みずほ総研」の調査によりますと、今月12日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり153.8円と先週に比べて2.1円値上がりしました。
値上がりは、これで10週連続となり、値上がりが10週間続くのはおよそ2年ぶりで、また、値上がり幅が2円を超えるのは、去年8月27日の調査以来、およそ半年ぶりとなります。
地域別でも、今回はすべての都道府県で値上がりし、値上がり幅は高知県で7.5円、神奈川県で4.3円、東京都で3.5円などとなっています。
これは、世界経済の回復への期待感や中東情勢を背景に、国際的な原油価格が上昇していることに加え、円安傾向で原油の輸入価格も値上がりしていることが主な要因です。
また、灯油の店頭での販売価格も、全国平均で18リットル当たり1821円と、先週より18円値上がりして11週連続の上昇となりました。
調査担当者は、「原油価格の上昇や円安傾向が続けば、ガソリンや灯油の小売価格は当面、上昇が続くのではないか」と話しています。
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