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カテゴリ:歴史   軍事・防衛


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ソビエト連邦で1930年代に試作開発されていた巨大航空機 K-7(カリーニン7)を紹介しよう。この巨大な航空機は、爆撃機又は民間旅客機を想定して開発が進められていた。その姿は、空飛ぶ要塞のようである。もし、開発が成功していれば、再現CGのように大砲や爆弾を満載し、ソ連の空飛ぶ要塞になっていたかもしれない。ちなみに、爆弾搭載量は、時代は違うがB-29と同じくらいある。

K-7の機体の全長は28m、両翼の長さは53m、主翼の厚さは2.33mもある。民間機として運用した場合、乗客は翼の中に収容され、最大120人を乗せることができる。この巨大航空機は、実際にテスト飛行で空を飛んでいる。しかし、テスト飛行中に尾翼が破損、墜落して15人の乗員が死亡した。その後も開発が続いたが、最終的に1935年に計画中止となった。

当時のK-7の写真
1. K-7の乗組員
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2. 飛行場のK-7
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K-7の再現イラスト
3. K-7全体図
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K-7 スペック
全幅: 53.0 m
全長: 28.0 m
翼面積: 454,0 m²
アスペクト比: 6.2
空虚重量: 24,400 kg
離陸重量: 38,000 kg
エンジン: 水冷V型12気筒エンジン M-34f (各離昇出力550 KW)
最大速度: 234 km/h
巡航速度: 180 km/h
上昇限度: 4,000 m
武装: 7.62 mm機銃ShKAS ×6
爆弾搭載量: 9.000 kg
乗員/乗客: 11人/120人
※Wikipediaより


K-7の再現CG
K-7に関する情報は、ソ連の当時の最高機密であったので、あまり写真が残されていない。下記画像は、ロシアの歴史愛好家がCGで再現したものである。少し妄想も入っているが、素晴らしい出来栄えである。

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6. 
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7. 武装したイメージCG
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8. 大砲を積んだイメージCG
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9. 大型爆弾を搭載したイメージCG
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10. ドイツ軍のUFOと遭遇!?
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11. ドイツ軍のUFOと遭遇!?
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12. 民間旅客機の運用イメージ
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13. 民間旅客機の運用イメージ
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14. 機内イメージ
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15. 機内イメージ
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16. 機内イメージ
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画像は「englishrussia.com」より
 
動画はこちら(写真スライドショー)


詳しくはWikipediaを参照して下さい。

Wikipedia

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コメント一覧

    • 1. 名無しさん
    • 2013年01月18日 02:23
    • 設計者が処刑されなかったらもっとでかいのが出来てたかも。
    • 2. 名無しさん
    • 2013年01月18日 13:33
    • しかし、設計者は粛清されるのであった orz
    • 3. 名無しさん
    • 2013年01月19日 01:25
    • なんちゅう脆い船だ、とか言われるんですね?わかります
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