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iOS vs. Android:プログラマーたちへの調査からわかったスマホ市場の現在

「VisionMobile」のリポート「Developer Economics」2013年版では、どのモバイル・プラットフォームが世界のプログラマーに選ばれているかが報告されている。いちばんの驚きは何だろう? それはおそらく、BlackBerryが予想外にもちこたえていることだ。

 
 
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TEXT BY PHILIP DI SALVO
TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI


WIRED NEWS (ITALIAN)

ios-android-war-iphoneindia” BY incredibleguy (CC:BY)


iOSとAndroidは、モバイル市場だけでなく、アプリケーション開発者のマインドシェアでもしっかりトップを占めている。データ自体は驚くべきものではないが、これが、「VisionMobile」が毎年編集しているアプリケーションの経済についての最新リポート、「Developer Economics」2013年版が明らかにしている結果だ。

このリポートでは、オンライン調査を通じて世界中の3,460人のプログラマーに聞き取りが行われた。リポートを見ると、いくつか驚かされることがある。Androidがマインドシェアで首位になっているが(72%のプログラマーがこのGoogleのOS向けに開発をしていると答えている)、その一方で、プログラマーの48%にとって、iOSがいちばん関心をもっているリード・プラットフォームだという。これは、iPhone、iPadのユーザーがいまでも最も熱心なユーザーで、このため、「TechCrunch」が分析しているように、新しい製品をリリースする最良のバロメーターとなっているからだろう。

とはいえコードを書く人々の選択を見ると、iOSは昨年と比べて5%シェアを落とした。リポートの著者たちはこれを、アジアのプログラマーの影響力が増しているためだとしている。彼らは明白にAndoridの方をより好んでいる。

モバイルプラットフォームはあらゆる面で二極化しているように思えるが、その一方で、考慮すべきデータがもうひとつある。それは、第3のエコシステムの需要の増大だ。

実際のところ、プログラマーたちに選ばれている第3位は、昔ながらのHTMLだ。インタヴューを受けた人々の50%が利用している。しかしリポートは、HTMLがアプリケーションをつくるためのプラットフォームとしてではなく、テクノロジーのひとつとして使われるときに、より大きな成功を収めることを指摘している。リポートの著者たちが書いているように、カテゴリーを考えても、HTMLはネイティヴ・プラットフォームと競合するものではなく、これを補完したり、併用する選択肢なのだ。

ランキングを追っていくと、Windows Phoneが21%の支持を得ている。BlackBerryには16%が関心を示している。しかし、調査対象の47%は、Microsoftのエコシステムを利用する準備があると述べており、さらに15%がRIMとも仕事をする意志があるという。BlackBerryはまだリード・プラットフォームの地位にとどまっているのだ。

 
 
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