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「中学生日記」 国際エミー賞最優秀賞に2月9日 11時39分
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世界の優れたテレビ番組に贈られる国際エミー賞の「子ども向けシリーズドラマ部門」で、NHKの「中学生日記」が最優秀賞に選ばれました。
国際エミー賞は世界のおよそ500の放送機関などが加盟する「国際テレビ芸術科学アカデミー」がアメリカ以外で制作された優れたテレビ番組に贈るものです。
8日、ニューヨークでことしの授賞式が行われ、このうち、ことし初めて設けられた「子ども向けシリーズドラマ部門」で、NHKの「中学生日記」が最優秀賞に選ばれました。
受賞したのはおととし9月に放送された「転校生シリーズ『僕と君のメロディ』」という回で、人前で話すことに自信を持てない主人公の男子中学生が、同級生とピアノの演奏を通して交流を深める姿を描いています。
ドラマに出演したのは、実際に同じような体験を持つ男子中学生で、番組ではこの中学生のインタビューなども紹介し、中学生がドラマへの出演を通して成長していく姿もドキュメンタリーとして伝えました。
「中学生日記」は、NHK名古屋放送局が去年3月まで50年間制作・放送を続けた番組で、その時代ごとに中学生たちが抱える悩みや友情などを描いてきました。
「中学生日記」で受賞対象となった回の演出を担当したNHK名古屋放送局の林弘毅ディレクターは、授章式で、「この回では実際に同じような経験を持つ中学生に出演してもらうという特別な演出方法をとりました。
このドラマが高い評価を受けてうれしいです」と述べました。
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