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衆院 核実験への抗議決議採択2月14日 15時3分
北朝鮮が核実験を行ったことを受けて、衆議院は本会議で、「断じて容認できない暴挙だ」として、北朝鮮に対する制裁措置の徹底や追加的制裁などを政府に求める決議を全会一致で採択しました。
採択された決議は、「北朝鮮による度重なる核実験は、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であるばかりでなく、唯一の被爆国のわが国として断じて容認できない暴挙だ」としたうえで、「厳重に抗議するとともに、北朝鮮が速やかにすべての核を放棄し、IAEA=国際原子力機関の査察を受け入れて、朝鮮半島の非核化に取り組むことを強く要求する」としています。
さらに、政府に対し、北朝鮮に対する制裁措置を徹底することや追加的制裁を行うことなどを通じて、核・ミサイル・拉致の問題の早急な解決を図るよう求めています。
決議の採択を受けて安倍総理大臣は、「政府として、国連安全保障理事会で、さらなる制裁決議を採択することを含め、国際社会と連携して対処していく。
わが国独自の制裁も決定したが、さらなる対応について、今後の北朝鮮の対応や国際社会の動向などを考慮して検討する」と述べました。
同様の決議は、15日の参議院本会議でも採択される見通しです。
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