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【大リーグ】

ダル 開幕投手“内定” 初登板は19日の紅白戦

2013年2月14日 紙面から

 【サプライズ(米アリゾナ州)大城和美】レンジャーズで2年目を迎えるダルビッシュ有投手(26)がメジャー移籍後初の開幕投手を確実にした。球団が12日(日本時間13日)、今年初の実戦マウンドが19日(同20日)の紅白戦初戦に決まったと発表した。オープン戦に入ってからもメジャーで主流となっている中4日の登板間隔で調整すると、レギュラーシーズン初戦は3月31日(同4月1日)に組まれているアストロズとの開幕戦となる。この日はカブス、レッドソックスなどがキャンプインした。

 開幕までのタイムテーブルは新エースのダルビッシュを軸に回る。実戦初登板が19日の紅白戦となったことで事実上の開幕投手に内定した。

 大リーグでは2月末からオープン戦を中心に体を仕上げていくため、先発投手はレギュラーシーズン初戦を見据え、逆算しながら調整することが多い。特に開幕投手を任されるエース級はがっちりと日程が固められる。

 ダルビッシュは19日の紅白戦から中4日のローテで登板を続けると、レギュラーシーズンの初戦はメジャー全体の開幕戦となる3月31日のアストロズ戦(ヒューストン)になる。ワシントン監督は開幕投手について明言しておらず、これまでもダルビッシュは「最有力候補」どまり。それでも実戦初登板の日取りが決まったことで、開幕投手は自動的にダルビッシュが務めることになる。

 2年目のキャンプは厳戒態勢も緩くなった。昨年は日米の報道陣200人近くが殺到したが、今年はまだキャンプインしていないせいか日本メディアは6人程度。キャンプの過ごし方を心得ているのか、ダルビッシュは報道陣からあいさつされると「おはようございます」と笑顔で応える余裕ぶりだった。

 この日はキャッチボールなどで軽めの調整。グラウンド状態が悪く、午前9時すぎからの始動だった。ブルペンには13日のキャンプ初日に入る予定で、性格に難があるとされる新加入のビアジンスキー捕手は「僕がヘルプできることがあればいいな」と全面サポートを約束した。

 リラックスした雰囲気の中でも機敏な動きをみせるダルビッシュ。大事な開幕戦に向けて仕上がりの良さは一目瞭然だ。

 

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