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【プロ野球】

今村急浮上 浩二監督「今まで見た中で一番」

2013年2月14日 紙面から

 広島・今村猛投手(21)が侍ジャパンのキーマンに急浮上した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の山本浩二監督(66)が13日、古巣・広島の宮崎日南キャンプを視察。今村のブルペン投球を「今まで見た中で速さといい、キレといい、一番!」と絶賛した。

 広島訪問がキャンプ地行脚のラスト。候補選手がいないDeNAを除く11球団を巡ったボスの目が、今村にナンバーワン評価を与えた。「時期があるからな。最初に見た選手もペースが上がっているだろう」。キャンプ序盤に視察した投手も、今では状態を上げているだろう。調整段階の違いはあるものの、褒めちぎれるボールだった。

 侍投手陣での立場も急上昇となった。若く、国際舞台の実績もない今村はメンバー入りの当落線上と見られた。中継ぎ、抑えなどのポジションについては、山本監督は「みんな集まってから、投手コーチとも話をして決める」と慎重だったが、メンバー入りは間違いなさそう。重要局面での投入もありそうだ。

 カゼで体調を崩し、病み上がりの今村は「調整で」力まず投げたそうだ。山本監督の最高評価にも「ふうーん、という感じです」と、淡々。ひょうひょうと話しながらも「中継ぎ、抑え、先発、どこでも同じ。勝つだけなので」と、浩二ジャパンのためなら何でもやる覚悟だ。 (生駒泰大)

 

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