NHK富山県のニュース　富山放送局

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がれき受け入れへ予算案可決

富山市などからなる、ごみ処理の組合、富山地区広域圏事務組合は、東日本大震災で発生したがれきの本格的な受け入れのための費用を盛り込んだ、平成２５年度の一般会計当初予算案を、１３日開かれた組合の議会で可決しました。
組合は住民説明会を踏まえた上で、がれきの本格的な受け入れに向けて県と調整する方針です。
富山地区広域圏事務組合の議会は、立山町の富山地区広域圏クリーンセンターで開かれ、震災で発生した約３０００トンのがれきを受け入れることに伴う焼却費用として、５５００万円余りが盛り込まれた、新年度・平成２５年度の一般会計当初予算案などを審議しました。その結果、新年度予算案は、全会一致で可決・成立しました。
組合は、２月１７日に富山市で、１８日には立山町で、それぞれ住民説明会を開き、がれきの受け入れについて理解を求めることにしていますが、予算案が可決・成立したことを受けて、説明会の終了後の２月１９日にも、がれきの本格的な受け入れに向けて県と具体的な調整を進める方針です。
富山地区広域圏事務組合の理事長をつとめる富山市の森市長は「受け入れを前提にした予算案が議会で可決されたことで、組合としての受け入れの姿勢が築けた。説明会の後、県に対し本格的ながれきの受け入れを申し入れたい」と話しました。

02月14日　12時27分

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