- [PR]
事件
【なりすましウイルス】片山容疑者、またミスか メアド作成時に派遣先郵便番号
2013.2.14 02:07
遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」が福岡市の男性のパソコン(PC)を遠隔操作して殺害予告を送信したフリーメールの使用をメール管理会社に申請する際、片山祐輔容疑者(30)の派遣先の会社がある東京都港区南青山の郵便番号を登録していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。
郵便番号は、虚偽でも登録できるが、メールの使用を申し込んだ時期が片山容疑者の派遣期間と一致。片山容疑者は犯行予告などを派遣先から繰り返し書き込んでいた疑いがあり、警視庁などの合同捜査本部は、片山容疑者が派遣先の郵便番号を“正直”に登録するミスを犯していた可能性もあるとみている。
捜査関係者によると、ミスの可能性が浮上したのは「morokkosarin@excite.co.jp」というメールアドレスを使用するための登録情報。昨年8月27日に福岡市の男性のPCを遠隔操作してアドレスが作成され、同日中に都内の幼稚園や女性タレントの所属事務所など4カ所に殺害・襲撃予告のメールが送られていた。
このフリーメールのアドレスを設定する際、性別や生年月日、郵便番号の登録が求められる。真犯人は性別「男性」、生年月日「1990年3月5日」、郵便番号「1070062」と入力。生年月日は片山容疑者と異なるが、郵便番号は片山容疑者が平成23年11月~昨年9月に派遣されていたIT関連会社がある港区南青山のものだった。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]