2013年 2月 13日
野球部高校生が自殺
去年7月、岡山市の岡山操山高校野球部でマネージャーをしていた2年生の男子生徒が監督に叱られた後自殺していたことが分かりました。高校や県教委によりますと去年7月野球部でマネージャーをしていた2年生の男子生徒が岡山市内で自殺しました。遺書はありませんでした。男子生徒は当日、監督に練習後1人だけ呼び出され、マネージャーの仕事について厳しく叱られていました。その帰宅中、「俺はマネージャーじゃない、ただ存在するだけ」と同級生に話していたということです。調査をした県教委や学校は自殺との因果関係は分からないとした上でいじめや体罰は無かったが行き過ぎた指導があったかもしれないと話しています。この監督は別の生徒が試合や練習で緩慢なプレーをした際、「殺す」などの言葉を使うこともあったということで現在、監督を退いています。県教委では今後、第3者を入れてさらに詳しく調査することも検討しています。

PM2.5数値を公表
岡山県は、中国からの飛来が懸念される大気汚染物質PM2.5について、来週からリアルタイムで測定結果を公表することになりました。岡山県によりますと今月18日から、「PM2.5」の1時間ごとの測定値を県のHPで公開します。「PM2.5」は、排ガスなどに含まれる細かい粒子で、肺の奥深くに入り呼吸器などに健康被害が出る恐れがあります。中国各地で大気汚染が深刻化していることを受け、県民からの問い合わせも増えたため、週に1度の測定から、1時間ごとの測定ができるよう、システムを更新したということです。測定ポイントは、岡山市や倉敷市など県内9カ所で、各ポイントの測定値がリアルタイムで分かります。岡山県内では先月中旬と下旬に、「PM2.5」の測定値が、環境基準を上回った日がありましたが、健康被害の報告はないということです。

自己推薦入試合格発表
香川県内の公立高校で自己推薦入試の合格発表が行われ、925人が喜びの春を手にしました。このうち277人が受験していた高松工芸高校では午前9時に7つの学科で合わせて63人の合格者の番号が張り出されました。発表を見に来た生徒や保護者らは張り出しと同時に駆け寄り、自分の番号を探しては記念撮影をするなどしていました。今年は9校の普通科で自己推薦入試を中止したため26校64学科での実施となっていて合わせて925人が志望校への切符を手にしました。

美作市長が出馬断念
美作市の安東美孝市長は体調不良のため今年4月の市長選出馬を断念し、今期限りで引退すると発表しました。美作市役所で会見して明らかにしたものです。この中で安東市長は「去年、夏頃からめまいや耳が聞こえにくい症状が出てきた。病状は悪化していて医師とも相談した結果、4年間やり遂げることに不安があり出馬を断念した」と話しました。安東市長は今月4日から11日まで兵庫県内の病院に検査入院していました。後継候補については今週中にも発表するとしています。安東市長は美作市の建設部長などを務め2009年市長に初当選しました。美作市長選は4月14日に投票が行われます。