1980年、米伊合作、164分 監督 ティント・ブラス 出演 マルコム・マクドウェル、テレサ・アン・サボイ <ストーリー> 紀元37〜41年、ローマ帝国。 朝もや立ち込める森で布一枚を身にまとった一組の男女。 木々の間を走り回りじゃれ合う。 疲れた女は大木にもたれかかり、男が近寄る。 抱きしめ合い口づけを交わす。 男は女を抱え上げると布からのぞく女の乳房に吸い付く。 男は王子カリギュラ、女は姉のドルシラだ。 更に、宮殿の寝室のベッドでも抱き合い口づけを交わす。 二人裸で横たわるベッドで、次期皇帝をめぐる争いに怯える弟を 「あなたが次の皇帝よ」とドルシラは優しく慰める。 「姉さんが皇后だ」と言う弟に「姉とは結婚できないわ」と答えるドルシラ。 やがて皇帝が殺されカリギュラが皇帝になり、ドルシラは皇姉となる。 喜ぶカリギュラはベッドでドルシラの乳房に吸い付き、二人は激しい口づけを交わす。 熱病にかかったカリギュラを優しく看病するドルシラ。 カリギュラは直るが、やがてドルシラが熱病にかかり死んでしまう。 死体を抱き上げ口づけをし、衣服を剥ぎ取り全身を舐めながら愛撫する。 姉の亡き骸を抱き締め悲しみにくれるカリギュラ・・・。 <コメント> ビートたけしのギャグで一世を風靡した「カリギュラ」ですが、相姦映画とは知りませんでした。 「米ペントハウス誌のオーナーが46億円を投じたエロスの超大作」 の割りに内容はサッパリ面白くありません。 ボカシだらけで何が映っているのかもよくわかりません。 救いは相姦シーン(SEXは無し)が結構あるのと、 姉ドルシラの乳房が巨乳ではありませんが、形の良い美乳なことくらいです。 ↓当然酷評が多いです。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/2174/museum/caligula.html http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/8507/caligula.html http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/movie.cgi?mid=8133 http://www.stingray-jp.com/allcinema/prog/show_c.php3?num_c=4803
紅しょうが さんへ うーむ。「GLADIATOR」のコモドゥス帝も姉と近親相姦的だし、暴君というと 近親相姦に繋がるのだろうか(^^;。暴君だったから後付けで近親相姦的なもの があったと歴史が改竄されてきたのかもしれんですなぁ。
どーも、ひらっちです。 『カリギュラ』なんですけど… 紅しょうがさんのご紹介では姉弟物とありましたが、私がみたDVD版ではカリギュラ とドルシラは姉弟ではなく、兄妹でした。また、上映時間も164分ではなく156分でしたよ。 しかし、この映画すごいですね!相姦シーンではないんですが、挿入カットやフェ ラのシーンなんかAV並ですよ。勿論モザイクありなんですが、それでもナニの形 がほとんど判る!いやあビックリです! ちなみにこの映画はパート3まであって、さらにパート1とパート2の間には、 日本では未公開の『新カリギュラ』というのがあるみたいです。 では、また。
ローマ皇帝ネロは母親に酔わされ、無理やり母子相姦させられちゃったそうな。 すんごく問題ある母子で、調べたら胸が悪くなります。 例えば後日この皇帝、お母さんを暗殺しちゃったりする。 昔の母子地獄絵図よか、平和な日本の告白がいいですなあ。
ひらっち さんへ うーん。どうなっているんでしょう。史実ではドルシラは妹らしいですが、 他の姉妹とも関係しているらしいですし。私も見て確認したいけど、つまらな いと評判なんですよね(笑)。フィルムの長さはヘア解禁版とかでいろいろバー ジョンがあるのかも。 暴君の近親相姦はどこまで本当のことかはわからないですよねぇ。歴史を学 んだ人はわかるのですが、歴史は勝者が改ざんするものなので(この場合は元老 院か)、倒した方は自己正当化する為に、相手を悪逆非道とレッテルを貼るわけ で。近親相姦も「神をも恐れぬ悪人」というレッテルのひとつとして使われる からなぁ。
昔、富士見ロマン文庫から出ていたノベライズを買いました。懐かしい…… ドルシラはカリギュラの姉です。妹はアグリッピナといいます。 で、このアグリッピナがネロの母親。つまりネロはカリギュラの甥です。 すばらしきかなユリウス=クラウディウス朝(笑)。
らしゃ さんへ >ドルシラはカリギュラの姉です。妹はアグリッピナといいます。 うーん。先日の投稿は事前にウェブで調べたのですけど、もう一度調べても 「どちらも妹」という説明しか見かけないんですが(^^;。ドルシラは末妹で、 アグリッピナはドルシラよりは年上なのでドルシラの「姉」であり、これが混 乱して「カリギュラの姉」という説明がなされる場合があるのかなぁ。 歴史サイトじゃないので徹底追及する必要はないですけど(笑)、どこか真実 のわかるサイトあるいは書物ってありますか?
どうも、お久しぶりの紅しょうがです。 「妹では?」のご指摘を受け、持っているビデオを確認しました。 やはり、「姉さん」とか「皇姉」とかの言葉は出てきますが、 「妹」という言葉は出てこないんですよね。 字幕を書いた人が聞き間違えたか、漢字を間違えたのかな?
ボブ・グッチョーネの映画では姉と思って鑑賞していました。 今回、サイトで調べると、ドルシラの誕生年には、異説が4つありました。 ドルシラ:Julia Drusilla(Iulia Drusilla),the Elder …Caligulaは娘に姉と同じ名をつけたので「the Elder」で区別する (1)born in 11 AD, She died in 38 AD(稀少数説) (2)born about September 16 AD, Died June 10th 38 AD (3)born in 17 AD, She died in 38 AD (4)born about 18 AD,She died in 38 AD カリギュラ:Gaius Julius Caesar Germanicus (Caius Julius Caesar Germanicus) born AD12/08/31 AD,died AD41/01/24 アグリッピナ:Agrippina Minor (Latin for "the younger") …母親と同じ名前なので「Minor(the younger)」で区別する アグリッピナの誕生年は2説ありました。 (1)born 15 AD- died 59 AD (2)born 16 AD- died 59 AD 異説はあるものの、姉妹はAgrippa, Drusilla,Livillaの順に年子で生まれた、 というのが通説のようですので、誕生年の比較から、ドルシラはカリギュラの妹と 言えるのではないでしょうか。
Bruce さんへ フォローありがとうございます。何しろ昔のことですから、やはり諸説ある わけですね。映画はなんらかの意図があって少数説を取った可能性もあるわけ で(姉の方が「甘え」を表現しやすいとか)、歴史的に間違っているとかそうい う問題じゃないですからね。 ついでに、自分への補足。 >フィルムの長さはヘア解禁版とかでいろいろバージョンがあるのかも。 単なる推測でしたが、TSUTAYAのウェブを確認したら正解でした(笑)。ヘア解 禁版が156分、非解禁版(つまり古いもの)は165分の様です。 >カリギュラ〈ヘア解禁版〉 /字幕 (156分/ワイド) >レンタルVHS洋画ドラマ -エロティック >販売元:アミューズソフト販売 >マルコム・マクダウェル >レンタル開始日: 2002年 9月 27日 商品番号:ASHV1047 > >カリギュラ /字幕 (165分) >レンタルVHS洋画ドラマ -エロティック >販売元:ウエストケープコーポレーション >マルコム・マクダウェル >[廃盤] >レンタル開始日: 1992年 3月 21日 商品番号:WCP17020
私も見ました。ヘア解禁版、つまり新しく発売されたテープです。156分でし た。やはり「妹のドルシラはどうだ?」とか「皇妹」と字幕が付いていました。 旧版から変更になったみたいですね。 内容ですが、前半はまあ見られました。肉親を殺しまくった先帝に恐れおの のきながらドルシラと戯れる姿。妹への愛と同時に、過酷な現実への逃避行動 と読めます。その意味でこの頃はまぁ正常(近親相姦を異常と言うならそこだけ は別(笑))。しかし皇帝になるや、身を守る為に敵をどんどん滅ぼすが、それで も安心できず次第に狂ったような行動を取る。そしてドルシラの死によりカリ ギュラの最後の心の拠り所がなくなり、完全に狂ってしまう。そして最後は謀 反により討ち滅ぼされる。お話としては筋が通ってます(史実だろうけど)。が、 「次第に狂った様な行動を取る」辺りからほとんど意味不明のポルノと化しち ゃうんだなぁ(^^;。狂った姿を描くにしても、これは意味ないだろうと突っ込 みたくなるくらいに(笑)。あれくらい酒池肉林をやれば謀反も起こるという意 味で説得力はあるけど、見ていて面白いかと言えば全然ダメ。モザイク越しに もわかる巨根へのフェラ等、ポルノとして見れば良いのかもしれないですけど。 兄妹相姦自体は「既にあるもの」として描かれていて、また絶対権力者故に 誰も非難しないわけで、背徳感はないです。肉親を次々に殺されたカリギュラ としては、本来肉親は大切なもの。しかし権力者になればその権力を伺う者を 排除せねばならない。故に弟に対しては権力を伺う近親者として処刑している。 しかし妹は権力を継承できない近親者故に安心して溺愛している感じ。だから こそ(真実か否かはわかりませんが)複数の妹と関係を持ったのもなんとなくわ かります。 兄が妹と結婚しようとする姿は素晴らしいですが(笑)、映画としてはさほど 面白くないかな。少なくとも私は二度は見ないです(笑)。