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Jパワーが津波堆積物調査公開
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電源開発(Jパワー)は6日、大間町の大間原発(建設中)の安全性向上などのため、4日から行っている津波堆積物調査の様子を報道陣に公開した。
同社は2012年11月、東日本大震災などを踏まえた自主的取り組みとして、下北地域や本県日本海側の五所川原市市浦地区、鯵ケ沢町の計14地点で調査を行うと発表。海岸に近い湖沼や湿地でのボーリング調査や、海岸沿いの崖の表面はぎ取りなどにより試料を採取・分析し、数千年前以降の津波の痕跡を調べることにしている。
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6日公開したのは、大間原発の南側約2キロの地点にある大間町奥戸地区の奥戸川沿いでの作業。河口から約200メートル、川岸から約20メートル離れた標高約4メートルの水田付近で、作業員らがやぐらを組むなどしてボーリング作業の準備をしていた。奥戸川付近では、3月末までに深さ約10メートルのボーリング調査を計20カ所で行う予定だ。
作業は5月ごろ終了予定。同社は、調査結果がまとまれば地元自治体などに伝えるなど公表する方針。日本海側では2月末ごろから調査する。Jパワー大間現地本部の広報担当者は「津波の痕跡があれば、津波の大きさに応じた安全対策を検討することになる」と話した。
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