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六ケ所村、震災がれき受け入れで気仙沼市などと合意
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東日本大震災で発生した宮城県気仙沼市の震災がれきの受け入れを検討していた六ケ所村は7日、村内への搬入について、県、宮城県、気仙沼市と合意したことを明らかにした。今後、試験搬入を経て、来年3月までに村内の一般廃棄物最終処分場に不燃物混合の震災がれき約7千トンを埋設する。
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同村などによると、4者が合意書を取り交わしたのは1月30日付。コンクリート片やガラス陶器などの不燃物を同市から村内に陸送後、再利用できる物質を分別し、残りの約7千トンを最終処分場に埋設する。
同村は、気仙沼市での現地調査や村内各地の自治会長への説明会を実施。がれきの放射線量に問題がなく、明確な反対意見が出なかったことなどから、受け入れを決めた。
気仙沼市廃棄物対策課の菅原誠一課長は「不燃物の処理がなかなか進まない中、六ケ所村の受け入れは喜ばしい。放射線測定などの安全対策を徹底していきたい」と述べた。
県環境政策課によると、現在県内で震災がれきを受け入れているのは八戸市と東通村という。
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