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津軽弁で「なまりうた」優勝
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♪馬鹿にしちゅーんずな おめぇのせいだべ♪ 津軽弁で歌謡曲を歌う青森市の主婦大橋夕佳さん(33)が今、注目を集めている。「新春全日本なまりうたトーナメント」(1月1日・テレビ朝日系列で放送)で、山口百恵のヒット曲「プレイバックPartII」を津軽弁で歌い、見事優勝。3月には自衛隊の演奏会にも特別ゲストとして出演する人気ぶりだ。
「新春全日本なまりうたトーナメント」には全国から12人が出場。広島弁や山形弁など各地の方言で歌を競った。
大橋さんは本県代表として出場。迫力ある歌唱力と、「プレイバック」→「もどりへ」、「何を教わってきたの」→「何ば すかふぇられで きたんず」など、津軽弁の歌詞が審査員の度肝を抜き、見事頂点に輝いた。
大橋さんは「津軽弁は時々怒っているようにも聞こえ、その持ち味を存分に生かせると思い、プレイバックPartIIを選んだ」と振り返り、「がんがんど」「べろっと」などの津軽弁も歌詞に盛り込み、独特の雰囲気を醸し出した。
流ちょうな津軽弁で歌う大橋さんだが、実は八戸市出身で、“母国語”は南部弁。青森市在住歴はトータルで10年ほどで、普段使っているのは南部弁と津軽弁のミックス。「どこかセクシーな感じがして、昔から津軽弁が大好き。津軽弁を話す友人のまねをして少しずつ覚えた」と話す。
大橋さんには息子が3人いるが、「初めから津軽弁で育っているせいか、私よりもずっと津軽なまりが強い」として、子供たちが一番身近な先生という。
大橋さんは、3月2日に青森市で行われる陸上自衛隊第9師団第35回定期演奏会へ出演が決まっている。テレビで披露した曲を含む、津軽弁山口百恵メドレーを披露する予定だ。「面白い歌詞に仕上がっているので、ぜひ聞きに来てほしい。方言の面白さを伝えることで、県をアピールしたかった。機会があれば南部弁でもチャレンジしてみたい」と意気込んでいる。
演奏会は往復はがきで申し込みが必要(2月12日必着)。問い合わせは第9師団司令室広報部(電話017-781-0161)へ。
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