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弘前城雪燈籠まつり開幕
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大雪像前に設けられた雪遊び場では、早速園児が歓声を上げていた=8日午前10時半ごろ |
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冬の弘前市を雪や光で演出する「第37回弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」が8日午前、弘前公園で開幕した。園内には、陸上自衛隊弘前駐屯地が制作した高さ約9メートルの大雪像「日本基督教団弘前教会」をはじめ、市民らが作った182基の雪燈籠・雪像がずらりと並び、来園者が早速見入っていた。まつりは11日まで。まつり本部によると7日からの風雪のため、8日は午前8時ごろから職員が雪かきに追われた。雪燈籠・雪像への被害はなかったという。
激しく雪が降る中で行われた開会式では、まつり運営委員長の葛西憲之市長が「新しい企画をさまざま用意している。冬の弘前公園をゆっくりと楽しんでほしい」とあいさつ。同駐屯地の鳥海誠司司令と、雪燈籠の制作代表者として弘前工業高校2年の田中彰将君が、葛西市長に「引き渡し書」を手渡した。
会場には多くの子どもたちが来園し、メーン会場の同公園四の丸に作られた大型滑り台を滑っては、大きな歓声を上げていた。期間中、同公園二の丸では、通路の両側にねぷたの見送り絵と額絵を飾る「津軽錦絵大回廊」を実施。また今年は9〜11日に、レクリエーション広場に雪遊び場を設ける。
一方、8日午後5時からは同公園北の郭(くるわ)、吉野町緑地などで約7千本のキャンドルをともす「弘前雪明(あか)り」も開幕する。期間は11日まで。
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