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2013年2月10日(日) 東奥日報 ニュース



■ 裸参りで五穀豊穣祈願/弘前

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写真
冷水を張ったたるに漬かって身を清める男衆
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 旧正月に当たる10日、弘前市鬼沢地区の鬼(き)神社で裸参りが行われた。32人の男衆が水に漬かって身を清め、地区内の各神社にしめ縄を奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)や、昨年7月に発生した竜巻のような災害が起こらないよう祈願した。

 清めの神事は「水垢離(ごり)の儀」と呼ばれ、男衆が気合のこもった掛け声を上げながら、水を張ったたるに何度も入った。境内には住民やカメラマンたちが大勢詰め掛け声援を送っていた。

 水垢離が終わると行列が神社を出発。お山参詣の登山ばやしが地区内に鳴り響く中、締め込み姿になった男衆はしめ縄を担いで練り歩いた。

 今年で6回目の参加という平川市の会社員木村敏潔さん(35)は「県内のリンゴが高く売れるよう祈った。水は冷たかったが、晴れ晴れとした気持ちになれた」と満足した様子。裸参り責任者の藤田雄一さん(62)は「昨年は楢木・鬼沢地区で竜巻が発生し残念だった。今年は災害がないよう、しめ縄作りにも今まで以上に願いを込めた」と力強く話した。

 裸参りは400年前の藩制時代から続くという伝統行事。2002年に「鬼沢のハダカ参り」として、市の無形民俗文化財に指定された。

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