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2013年2月13日(水) 東奥日報 ニュース



■ レスリング五輪除外の危機に八戸の関係者驚き

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 「寝耳に水だ」「聞いてない」−。2020年五輪でレスリングが実施競技から除外される可能性があるとの一報を受け、ロンドン五輪で伊調馨さんと小原日登美さんの2人のメダリストを生み出した八戸市の競技関係者も12日、本紙取材に驚きを隠せなかった。

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 レスリング女子63キロ級で五輪3連覇の伊調さんを指導した八戸クラブ会長の澤内和興さんは「寝耳に水だ。古代オリンピック発祥時からの競技なので、陸上とレスリングは無くならないと聞いていた。まさか」と言葉を失った。仮に除外されることになれば「間違いなく競技人口が落ちる。なぜ(除外候補が)レスリングなのか分からない。もし本当なら(きょうは)最悪の日だ」と話した。

 ロンドン五輪レスリング女子48キロ級金メダルの小原さんを指導した八戸キッズ代表の鈴木力也さんは、本紙取材に開口一番「テレビの速報で初めて知った。何だこれ、と驚いた」。特に2020年大会については「東京で開催しようとしていたのに」と残念そうに話し、「何もそういう話を聞いていなかった。背景が分からない」と困惑した様子だった。

 一方で、悲観的な見方を否定する関係者も。昨年のぎふ清流国体で本県チームの少年監督を務めた八戸市の光星学院高校校長の橋場保人さんは、報道の内容に懐疑的。「レスリングそのものは無くならないんじゃないか」と私見を示した上で、女子、フリー、グレコローマンと三つに分かれているので、一つの競技なのに分散しているという意見はある−とし、一般普及を図るための整理という観点で「グレコが無くなるかもしれないとは思っていた」と話した。

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