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商店街活性化へ大学生の報告会
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商店街活性化に向けたコンセプトを発表する学生 |
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青森市内の大学生が聞き取り調査などを通じて策定した商店街のコンセプト(将来の方向性)を披露する「研究成果報告会」が13日、青森市の青森国際ホテルで開かれた。市民ら約100人が若者らしい斬新な商店街活性化策に聞き入った。
報告会は、同市中心市街地活性化協議会が若者の視点を商店街のにぎわい創出に生かそうと実施。三つの大学に通う学生21人が6チームに分かれ、昨年10月から、新町、昭和通り、柳町、ニコニコ通り、夜店通り、いろは通りの六つの商店街のコンセプト策定に取り組んだ。
新町商店街について、青森大学の安田祐平さん(4年)ら3人は「若者が騒ぎ、お年寄りが笑い、すべての世代が活躍できる場所」をコンセプトとし、個店の魅力のさらなる追求や空き店舗対策、街に来る目的づくりが必要−とした。
青森公立大の橋本聖樹さん(2年)ら3人は、昭和通り商店街がおしゃれな街である一方、若者の通行量が少ないと指摘。カップルの街として活性化する「2人のアトリエ」をコンセプトにし、「カップルに割引や特典を提供すればよいのでは」と提案した。
青森中央学院大学の千葉美輝さん(1年)ら4人はニコニコ通り商店街のコンセプトを、ベンチなどのくつろぎ空間創設やバリアフリー化などによる「笑顔あふれる高齢者が集う街」とした。
出席者からは「よく調べていて、素晴らしい」「今回の提案を受け入れれば、もっと良い街になるのでは」などの意見が出された。
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