アリスのお茶会

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開設 2007/01/01
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ヒミツの関係 ~瑞穂と俊夫~ 7
春休みに一線を越えてからは肌を合わせる時間が日毎に増えていた。
少しずつ成長して男らしくなってくる俊夫と快楽を覚えた瑞穂。
どちらかが用事がある時や瑞穂が生理の時以外は時間を惜しんで行為に耽る。
そんな行為が3ヶ月過ぎ、姉弟の間に微妙な温度差が生まれる。


姉弟が夏休みに入って3日目。
この日も母親が仕事に出ると朝から行為を始める。
唇を重ねながらアソコを弄り、濡れ始めるとゴムを装着して挿入する俊夫。
「気持ちいいよ・・姉ちゃん、姉ちゃん!」
四つん這いになった姉をバックから突き上げる。
「んぅっ!・・あたしも・・・もっと!いっぱい!」
腰を高く上げ、荒々しく出入りするペニスを受け止める瑞穂。
以前よりも逞しくなったペニスが膣内を擦り上げる。
肉壷の滑りが良くなり締め付けを増すと激しい射精感が俊夫を襲う。
「ううっ・・姉ちゃんっ!」
「ちょっ・・あたし、まだ・・」
慌てる瑞穂の声も虚しく弟が腰を押し付けブルブルッと震える。
ビュルルッ、ドクッ、ドクッ・・・。
「くぅ・・ふぅぅっ・・・」
膣内で脈打つペニスに切なげな吐息を漏らす瑞穂。
「はぁっ、はぁっ・・・」
「ね・・・俊夫。・・もう一回・・・」
息を切らす弟のペニスからゴムを外しながら言う。
「ごめん、姉ちゃん。・・午後からちょっと出掛けるから、続きは帰ってからでいい?」
フェラをしている姉に手を合わせながら頭を下げる俊夫。
「そう・・・うん、分かった。」
ペニスに付着していた精液を舐め取るとタオルで拭う。

「ほんとにごめん、早めに帰ってくるから!」
簡単な昼食を済ませると、そう言って玄関を出る俊夫。
「うん・・・」
弟を見送ると、重い足取りで自分の部屋に戻る瑞穂。
(もう・・・あたしに・・飽きちゃったのかな?)
ベッドに倒れ込み、自分に問い掛ける。
身体が快楽を覚え感度を増してゆくと、深い快楽を求める様になっていた。
一方、弟は射精だけを目的にしている様に感じる事がある。
最近は愛撫もおざなりで、すぐに挿入し瑞穂が絶頂を迎える前に射精する事が多い。
勿論、普段の短い時間の中では仕方の無い事なのだが休みに入っても同様なのだ。
それでも連続で挿入されれば絶頂を迎えられるのだが、今日は1回で終わっている。
(やっと夏休みに入って、あたし達の時間が増えたっていうのに・・)
中途半端に高められた身体の奥の疼きが治まらない。
そっと手を伸ばし、パンツの中へと忍ばせる。
「んっ・・・」
(ココの準備は・・もう出来てるのに・・・)
指先に感じるトロトロに蕩けた秘部。
ワレメに沿って優しく擦り上げ、ゆっくりと中指を挿し込む。
「んふぅっ!」
背筋に甘い痺れがゾクゾクと走る。
「俊夫・・・」
左手で胸を揉みしだき、乳頭を摘みながら弟の名を呼ぶ。
「あっ・・・ふっ、ふぅっ・・」
乳首を扱きながら膣内を擦る中指の速度を上げてゆくと身体が熱くなる。
目を閉じ、弟を思い浮かべながら忙しなく指を動かす。
(俊夫・・・もっと奥・・いっぱい突いて!)
にちゅっ、くちゅっ、ぐちゅっ・・・。
イヤラシイ水音を立てて激しく出入りする指。
「ん、ん、んぅっ!!」
瑞穂の腰が大きく浮き上がり、ガクリと落ちる。
(こんなのじゃ・・・もう、満足出来ないよぉ・・)
息を切らし固く閉じた目、その目尻には涙が浮かんでいた。


その頃、俊夫は隣町に来ていた。
コンドームの残りが少なくなった為の買出しと、もう1つの理由があった。
最近では家の手伝いをし、ゴムの購入資金を貯めていた俊夫。
早速薬局で2箱買うと、サービスで1箱貰えた。
その袋をバッグに入れ、店の近くで人を待つ。
(やっぱり・・・そんなに都合よく会えたりしないか・・)
そんな事と思い、諦めて帰ろうとした時。
「おっ、久し振りだな。」
たまたま薬局に来た一弥が声を掛ける。
「あっ!どうも、こんにちは!」
諦めかけていただけに会えた事を嬉しく思い、元気に挨拶する俊夫。
「約束通り一人で買いに来たのか!・・まぁ、俺も買いに来たんだけどな。」
そう言って笑いながら薬局に入る。
俊夫は一弥が出てくるのを待って公園に誘う。
「俺に用って、何だ?」
並んでベンチに腰かけ、缶コーヒーを一口飲むと一弥が聞く。
「あ、あの・・・ね・・彼女をいっぱい気持ちよくするには、どうすればいいですか?」
思わず『姉ちゃん』と言いそうになり、慌てて『彼女』と言い直す俊夫。
「俺に聞かれてもなぁ・・・なんだ、彼女とは上手くいってないのか?」
「そうじゃなくて・・・けど・・僕、すぐに出てしまって・・・それで彼女が・・」

俊夫は最近、姉が達する前に射精してしまう事を気にしていた。
平日の時間優先の時はともかく、休みの日にも同じ状態なのだ。
絶頂を迎える姉の悩ましい表情を見ながら射精したいと思うのは男の本能なのだろう。
だが、その表情を見る前に射精してしまい切ない表情をする姉を見ると済まなく思う。
悩んだ俊夫は年上の一弥なら詳しいのではないかと思ったのだ。

「要するに長持ちさせたいって事か・・・うーん、やっぱり気合で我慢!とか?」
「そんなぁ・・・」
ガックリと肩を落とす俊夫。
「まあ・・だよな。長持ちさせるには訓練しかないだろうけど、他にも方法はあるだろ?」
「えっ!あるんですか!?」
「先に1回出しておくとか・・・他には・・前戯ってしってるか?」
「??」
「・・と、つまり・・・入れる前にアソコを濡らす為に色々するだろ?」
「あっ、はい!」
「それに時間をかけるんだよ。・・・慣れてきて手抜きになってたりしてないか?」
「あ・・・そういえば・・」
俊夫には思い当たる節があった。
瑞穂が快楽を覚えると以前にも増して濡れ易くなっていた。
少しでも早くその肉壷の感触を味わいたい俊夫は愛撫もそこそこに挿入していた。
「彼女なんだろ?・・大切に扱わなくちゃな。」
「はい!・・ありがとうございます。」
「俺も彼女を待たせてるから、そろそろ帰るわ。」
一弥は腕時計を見ると、そう言って公園を後にする。
(そうだったんだ・・僕、頑張らなきゃ!)
意気込んで公園を後にする俊夫。


家に着いた頃には3時を過ぎていた。
「ただいまっ!」
元気に玄関を開ける俊夫。
「・・おかえり。」
瑞穂は茶の間でテレビを見ていた。
「姉ちゃん、まだ時間あるから・・しようよ!」
後ろから姉に抱き付きながら言う。
「ね、俊夫・・・もう姉弟でこんな事するの、やめよう?」
抑揚のない声で瑞穂が言う。
「え!?・・なんで?姉ちゃんは僕の彼女・・」
「そんな事言って!・・もう、あたしに飽きちゃったんでしょ!」
弟の言葉を遮り、震える声で言う。
「ち、違うよ・・」
「何が違うのよ!・・欲求が溜まった時だけあたしの身体使って、満足すると放っておいて!・・あたしの事、好きでも何でもないんでしょ!」
瑞穂は一気にまくし立てると、顔を覆って肩を震わせる。
「姉ちゃん・・ごめん。」
後ろから肩を抱き、謝る俊夫。
「謝らないでよ!」
「僕・・姉ちゃんが大好きだよ・・・だから・・飽きたりなんかしない・・」
「・・・・」
「今日だって、残り少なくなっていたから・・・隣町まで行って買って来たんだ・・」
そう言って買って来たコンドームをバッグから出す。
「・・・・」
「夏休みだから、姉ちゃんと・・いっぱい出来るようにって思って。」
姉を背中から抱き締めて言う。
「お姉ちゃんに・・・飽きたんじゃ・・ないの?」
真っ赤な目で振り向きながら聞く瑞穂。
「違うよ・・・姉ちゃんはいつだって、僕の1番だもん・・」
そう言いながら姉の唇に軽くキスをする。
「姉ちゃん、朝はごめん。・・・今から、いっぱい、いっぱいお詫びするから・・」
唇を離すと姉の目を見詰めながら言い、手を引いて瑞穂の部屋へと連れて行く。

姉をベッドに座らせると再び軽くキスをする俊夫。
「僕、頑張って姉ちゃんを気持ちよくするから・・・僕の事、嫌いにならないで・・」
「俊・・んむっ!」
姉の返事を待たずに唇を重ね、スカートの下のパンツに手を忍ばせる。
秘所は既に湿り気を帯び、弟の指先に敏感に反応する。
「んぅぅ・・んっ・・・んふぅ・・」
舌を絡め合い、身体を密着させる姉弟。
瑞穂が這い回る指の動きを感じていると、ニュルッと指が挿し込まれる。
「んふぅっ!」
ピクンと背を逸らせる姉をベッドに寝かせ、覆いかぶさる俊夫。
Tシャツを捲り、ブラをずらすと唇を離す。
「姉ちゃん・・・知り合いに聞いた方法で頑張るから、僕に任せて!」
俊夫はそう言うと乳房に吸い付く。
「知り合いって・・・うんっ、あ、そんな・・いきなりっ・・」
誰かに相談した事に不安を覚えるが、乳首を舌で転がされ身体が反応してしまう。
「ねっ・・ね、俊夫・・んぅっ!・・・誰か・・に相談・・・したの?」
「春に隣町の薬局で知り合った人。・・・さっき偶然会ったんだ。・・大丈夫だよ、姉ちゃんの事は話してないから。」
乳房に頬を擦り付け、膣口に指を出し入れしながら言う。
「んんっ!・・そう・・なの?・・っ・・でも、あまり人には・・・話さないで・・ね?」
悶えながらも不安げに弟を見詰める。
「うん。・・分かった!」
そんな姿に素直に頷く俊夫。
「・・姉ちゃん、パンツ脱がせるね。」
一旦身体を離し、下着のゴムに手をかけて言う。
「ん・・」
アシストする様に腰を浮かせ、頷く瑞穂。
俊夫は姉の下着をベッドに置くとゴムを装着する。

ギシッ・・。
俊夫が再びベッドに上がると、脚を開き挿入を待ち構える瑞穂。
しかし俊夫はそのまま姉の股間に顔を埋め、蕩けたアソコに舌を這わせる。
久々に感じる弟の舌の動き。
「あんっ!・・あっ、そこ!・・んんっ!」
襞に沿って上下に這い、時折りクリトリスをくすぐる。
「・・・と、俊夫・・・もう濡れているから・・んっ・・いいわよ・・・」
腰をくねらせながら言う瑞穂。
「ダメだよ・・僕は姉ちゃんと一緒に気持ちよくなりたいんだ。」
指で膣内を擦りながらそう言うと、むちゅっとクリに吸い付く。
「ふあぁっ!」
無意識に腰が浮き上がり、喘ぎが漏れる。
「んむっ、ん、んちゅっ、ちゅちゅっ!」
隆起したクリを吸い、舌で転がし、ぐちゅぐちゅと肉壷を掻き混ぜる俊夫。
「あ、あっ、ダメっ!・・そ、そんな、吸っちゃ・・・んんぅっ!!」
ガクッ、ガクッと腰が跳ね、濃厚な蜜がトロッと溢れ出す。
それでも愛撫の手を緩めない俊夫。
「あっ、んぅ!・・ね、俊夫、もう・・・入れて・・お願い・・・」
膣内を擦られ悶えながら切なそうに言う瑞穂。
「うん・・ちょっと待っててね、姉ちゃん。」
起き上がると脚を開かせ、ペニスを膣口に擦り付けて入り口を探す俊夫。
「早くぅ・・俊夫・・・」
ペニスで膣口を撫でられ、甘える様に言う瑞穂。
そんな姉に見惚れながら入り口を探り当てると、ゆっくりと挿入する。
ずっ、にゅっ、にゅるるっ・・・。
「ん、うっ・・ふぅうぅんぅ・・・」
肉襞をペニスが擦り、瑞穂が身体を震わせて喘ぐ。
「姉ちゃん・・・僕、自分勝手だった・・ごめんね。」
膣奥まで挿入すると姉に覆い被さり、優しく囁く俊夫。
「俊夫・・あたしこそ、ごめん。・・・我儘なお姉ちゃんだよね・・」
弟の頭を撫で、にっこりと微笑む。
「ううん・・姉ちゃんは、最高だよ。」
そう言うと腰をグイグイと押し付け、両手で乳房を揉みしだきながら乳首に吸い付く。
「んぅっ!・・ふぅあぁっ!」
その刺激は背筋をゾクゾクと走り、身体の奥に響き渡る。
「姉ちゃん、どう?気持ちいい?」
弟の言葉は更に瑞穂の感度を高める。
「うん、うんっ!・・動いて・・・お姉ちゃんの中で・・いっぱい、動いて!」
次々に波が押し寄せ、身体を震わせて弟にしがみ付く。
「うん!・・僕、頑張るから・・・いっぱい気持ちよくなって、姉ちゃん!」
嬉しそうに頷き、腰を大きくスライドさせる弟。
肉壷の中をペニスが荒々しく擦り上げる。
「凄い・・・いいのぉ・・俊夫・・・俊夫っ!」
ペニスに擦られる度に昂ぶりが増してゆく。
「あっ、姉ちゃん!・・・そんなにチンチン締めないで!」
肉襞が絡み付き射精を促す様に締め付けられると、俊夫の動きが鈍る。
「あっ、あんっ・・もうすぐだから・・んっ!・・我慢して・・お願い・・っ!」
瑞穂が求める絶頂が目前まで来ていた。
「うん、頑張る!僕・・頑張るから!」
必死で射精を堪え、身体を震わせながら腰を打ち付ける弟。
「い、いいっ・・出して・・・っ、あたしも・・もおっ!」
腰を浮き上がらせながら瑞穂が言う。
限界まで堪えていた俊夫も腰を押し付けると、肉襞が一斉に絡み付く。
「あっ、出・・!!」
ビュクッ、ビュルルッ、ビュビュビュッ!
「くふぅっ!・・んあぁぁあぁんっ!!」
激しく脈打ちながら精液を噴出すペニスを膣奥に感じ、瑞穂も絶頂を迎える。
「姉ちゃん、姉ちゃんっ!」
自分にしがみ付いて悶える姉の姿に興奮し、夢中で腰を押し付ける俊夫。
「俊夫っ、いいのぉ!」
それを迎え入れる様に腰を浮かせる瑞穂。
「「はぁっ、はぁっ・・・・」」
息を切らしながら抱き合い、しばらく過ごす。
「・・姉ちゃん・・・僕、上手に出来た?」
姉の手をキュッと握り、上目遣いで聞く俊夫。
「ん・・凄かったよ。・・・さっきは怒ったりして・・ごめんね。」
その手を握り返し、左手で頭を撫でる瑞穂。
「ううん、僕の方こそ。・・・あ、そろそろ・・時間だ・・」
時計を見ると残された時間はあと僅か。
俊夫は軽くキスをすると、名残惜しそうに身体を離す。
その後、軽く汗を流した姉弟は茶の間で母の帰宅までの時間を過ごす。


翌日の午前。
俊夫はお駄賃の為に母から頼まれた庭の草むしりをする。
「はぁ~っ・・・疲れた。」
草むしりを終えると茶の間に戻り、腰を下ろす俊夫。
「ご苦労様。はい、これ食べて。」
瑞穂はそう言うと手作りのゼリーと麦茶を出す。
「ありがとう!・・・うん、美味いよ!」
そう言って嬉しそうに食べる。
「後は・・お風呂掃除だっけ?」
「うん・・それで、やっと500円だって。」
不満げに話す俊夫。
「あたしも手伝ってあげるから・・頑張ろ?俊夫。」
「うんっ!僕、頑張る!」
姉の応援に元気になる俊夫。
ゼリーを食べ終え、麦茶を飲み干すと風呂場へと向かう。

服が濡れない様に下着姿になると掃除を始める姉弟。
俊夫がスポンジで浴槽を洗い、瑞穂がブラシで洗い場の掃除をする。
「・・結構、汚れてるわね・・・って俊夫!ちゃんと洗ってるの?」
スポンジで同じ所を洗いながら、下着姿の姉を見ている弟を注意する。
「うん、洗ってるよ・・・でも、姉ちゃんから目が離せなくて・・」
しなやかな姉の身体を上から下まで舐める様に見る俊夫。
「それじゃあ、早く掃除を終わらせて汗を流して・・それから・・・ここでしよ?」
そう言って脱衣所のキュロットスカートからゴムを取り出し、ピラピラと見せる。
「うん!分かった!」
嬉しそうに大きく頷き、ゴシゴシと浴槽を磨き始める俊夫。
程無く掃除が終わり、浴槽に水を張り始める。

脱衣所に戻り下着を脱ぐと、全裸で向かい合う姉弟。
「今日はお姉ちゃんが俊夫の身体、洗ってあげる。」
既にピンとそそり立つペニスに視線を送りながら瑞穂が言う。
「え~?・・いいよ、自分で洗うから・・」
恥ずかしそうに言う俊夫。
「いいの?俊夫にもお姉ちゃんを洗って貰おうと思ってたのに・・残念。」
からかう様に言って弟の反応を楽しむ瑞穂。
「えっ、ほんと!?・・じゃあ、姉ちゃんお願い!」
慌てた様に椅子に座り、姉にスポンジを渡す。
「もう、俊夫ったら・・」
弟の反応に微笑み、ぬる目のシャワーをかけると身体を洗い始める。
全身を洗うと手に泡を取り、ペニスを優しく洗う瑞穂。
「ね、姉ちゃん・・・そのまま手で出して貰っても、いいかな?」
姉の手捌きで完全に勃起すると、俊夫が言う。
「え?・・いいけど、どうしたの?」
瑞穂の手が、洗う動作から扱く動作に変わる。
「僕・・すぐ出ちゃうから・・・1回出せば・・いいって・・・聞いて・・」
心地良さそうに目を閉じ、身体を震わせながら言う。
「・・気にしてたの?・・・ごめんね、お姉ちゃん酷い事言って・・」
泡だらけの弟の背中に身体をピッタリと付け、優しく囁く。
「ううん・・・僕も姉ちゃんと一緒に、気持ちよくなりたいから・・」
やがて射精が近付き、忙しなく腰を動かしながら言う俊夫。
「ありがと、俊夫・・」
そう言って弟の首筋にキスをし、ペニスを扱く速度を上げる。
「ううっ!」
ビュルッ、ドクン、ドクン・・・。
瑞穂は脈打つペニスを優しく擦り、精液を扱き出す。
シャワーで泡と精液を流すと入れ替わる姉弟。

「今度は僕の番だねっ!」
嬉しそうに背中を洗い始める俊夫。
全身を洗うと手に泡を取り、背後から抱き付いて胸に塗り付ける。。
「あんっ!・・くぅ・・ふっ・・・ん・・」
弟の手が乳房を揉み解す様に動き、吐息を漏らす瑞穂。
「姉ちゃん・・・すげぇ、エロい・・」
髪が濡れない様にアップにしていて露わになったうなじを見詰め呟く。
「ん・・もう・・・俊夫、お尻に・・当たってるんだけど・・・」
勃起したペニスが臀部を突付いていた。
「だっで・・・姉ちゃん、エロいから・・」
しこり始めた乳首をコリコリと扱きながら言う。
「え、エロいのは・・んふぅ・・・俊夫でしょ?」
「姉ちゃんだって・・・ほら、もうヌルヌルしてる・・」
胸から股間に手を伸ばし、ワレメを撫でながら言う俊夫。
「も、もぅっ!・・・コンドーム着けてあげるから・・前に来て。」
「僕、まだ姉ちゃんを洗い終わってない・・」
そう言って臀部にペニスを押し付けながら姉の秘部を丁寧に洗う。
「ん、も、もう・・そんなに、しなく・・・ても・・んっ!・・いいからぁ・・」
熱いペニスを臀部に感じながらアソコを弄られると、昂ぶりが増して悶えてしまう。
瑞穂は忙しなく足を開いたり閉じたりしながら身体をくねらせる。
「姉ちゃん、気持ちいい?」
「俊夫に・・して貰ってるんだもん・・・くふっ!・・いいに・・決まって・・んんぅっ!!」
脚をギュウッと閉じ、身体を痙攣させる瑞穂。
震えが治まるまで姉を後ろから抱き締め、治まるとシャワーで泡を流す。

姉をマットに寝かせるとゴムを装着し、覆い被さる俊夫。
「俊夫・・来て。」
「姉ちゃん・・」
ゆっくりと挿入しながら呟く俊夫。

外ではセミが大合唱をし、姉弟の関係を隠してくれる。
だが、いつまで続けられるか判らない二人の関係は瑞穂を不安にさせる。
それでも弟が自分を求める限り、応えてあげたいと瑞穂は思うのだった。


<つづく>
塩大福
2011年04月22日(金) 19時56分51秒 公開
■この作品の著作権は塩大福さんにあります。無断転載は禁止です。
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