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よう、GM悪の戦闘員だ。

今日はちょっと困ったことがある。
諸君も良く知っている奴の話なんだが・・・


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ロッタンが懐いてしまって腕から離れん。
振りほどこうと思ったが、必死にしがみついている上に、
何かを訴える様な目でこちらを見つめてくる。

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悪の戦闘員は言った:
なぁ、ロッタン。そろそろ離れてくれないか。
お前がくっ付いていたら悪事も働き辛いじゃないか・・・

交渉は失敗のようだ。片時も離れないくらいに懐いているのに、
何故か俺を無視する。ロッタンなりの愛情表現だろうか。

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仕方が無いのでロッタンを腕に巻きつけたまま任務を実行する。
今回の狙いは「 木工作業台 」だ。
これを盗んで高く売り払ってやろう。

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!? チッ、見つかったか。
俺もここまでのようだ・・・

と、その時。

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ドガァッ
なんと、それまで腕にくっ付いて邪魔でしかなかったロッタンが、
身を挺してビスクガードの攻撃を防いでくれたのだった。
おかげで俺は何とか逃げることに成功した。

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悪の戦闘員は言った:
感謝する。ロッタン、お前とは良いパートナーに・・・


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ロッタンは言った:
フキョ。戦闘員さン何してルデス…?ブツぶつ呟いテ…。


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悪の戦闘員は言った:
うぉ!? ロッタンが2体だと!?


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ロッタンは言った:
キョオオオオ。戦闘員さンガ違う世界ニイッちゃッタ…。

「 抱きつきタイタン 」製作秘話 - 完 -