【ひめゆり平和祈念資料館・沖縄県平和資料祈念館・県立図書館へ】
12月20日(木)晴れ
世界中の人に見てもらいたい糸満市から車で約15分、道路は空いていて快適だった。内部は撮影禁止。 ここは二度目の訪問。 5年前、戦争の跡地を主に回った際に、この場所にも来ているが、記録したとばかり思っていたが・・・・。 ブログにアプしていなかったようだ。 あまりに有名でご存知の方が多い施設である。 2009年に改装されたとか。 前回来た時よりも、随分 年表や沖縄戦の状況、遺品などが、丁寧に具体的に展示されていた。 222人の女子学生や、先生たちの若い当時顔写真がずらり並んでいるが、何とも痛ましい限り。 他の学校の男子部隊や女学校の部隊についても紹介がある。 ここは私の解説など不要で、とても語れる様なものではない。 沖縄戦の悲惨さを忘れてはいけないとだけ書いておきたい。 ★ひめゆり部隊の慰霊碑と旧陸軍第3病棟の洞
★正面入り口
中庭の花 ★生き残ったひめゆり学徒たち・・・・2012年度企画展 生き残った数少ない人達の体験とその後の人生を紹介した特別企画。
死の危険と恐怖につきまとわれたが、最後まで自決をためらい、或は死を運よく免れたと言う生と死の紙一重を潜り抜けてきた人たち。 その人達も高齢になり、この場所で語り伝える事が難しくなって、今は映像で当時の事、戦争のむごさ、平和の大切さを伝えておられる。 それにしてもアメリカ軍の本土への上陸を遅らせる為、日本軍は沖縄での決定的な敗北の戦いを長引かせて、住民を犠牲をしたということだ。犠牲の大きさに唖然とする。 沖縄県平和資料祈念館
★太陽がいっぱいで、眩しくて、丘に建つ祈念館は空に浮いているようにも見えました★摩文仁の丘からの眺め ★20万人の犠牲者の碑が放射状に見える ★資料館の屋根、まるで一軒ずつの家が並んでいる様だ 左>紫蘇ごはんが入った揚げたてはんぺん 右>アオサと海ブドウ ★まだ飛行機の時間に少し余裕があるので・・・・・でも渋滞に はまったら・・・不安。
行って見よう、沖縄県立図書館、ここの初代館長が「伊波普猶」氏。
この図書館が果たした役割も相当なものと聞いていた。 駆け足の沖縄県立図書館
★こちらが正面玄関なんだって〜!1階、2階と急いで見て回っただけだったが、若い人から中高年までかなり入っている。 さすが、地域資料が豊富。それをただ見て通っただけでは物足りないのだが、何しろこれから帰るのだから、ゆっくりしていられない。場所がわかって、雰囲気がわかっただけでも良しとして帰ろう。 撮影のお願いをするゆとりもない。 ★立派な碑だこと!銅像まであるのだから、きっと芸の道の偉大な人なんだ! 沖縄の三線、 安冨祖流という流派の開祖という誠にすごい方だそうです。 そうこうしている中に、もう4時を回った。 空港に行く時間、やはり渋滞、ハラハラしながらレンタカー会社までたどり着き、空港に送ってもらう。 空港では、指定席が取れていないと言われて1時間ロス、ANAの配慮で修学旅行生の中ではなく、一般席に席を確保してもらった。 搭乗5分前に滑り込みセーフ。 と言っても、修学旅行生が大勢いたのでいつもより登場に時間がかかっていたようで間に合った。 旅行会社との確認がしっかりしていないとこういうこともあるので要注意と言う教訓だった。 これまでの旅行で初めての事、こんなことがあってはいけない。 名古屋では、震える寒さ。 防寒着を鞄から取り出して帰宅。 向こうでは不用だった防寒衣類のおかげで鞄はポンポン、お土産が入らない状態。 それにしてもあわただしかったが、沖縄の図書館では学ぶことがあり過ぎて、とても1回では済みそうもない。 本土と言うのか、内地と言うのか、沖縄の外から考えていてもやはり限界があるのではないか。 現地のモノを食べ、見て、話して、そこで感じ、考える機会があるほど、沖縄が見えてくる。 観光でもそれがきっかけになれば良いから、沖縄へどんどん行こう! お世話になった皆様、ありがとうございました。 |
コメント(8) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。
今晩は、随分無理して廻りましたね。
沖縄は九州に居る頃毎月行っていましたが、日本に帰った頃のことなので、今はすっかり変わっているだろうと思います。
でも、あまりに整備されて当時の生々しさは消え失せてしまったことと思います。
沖縄と北海道は現地体験しまいと本当のことは分かりませんね。
2012/12/24(月) 午後 9:30
よく頑張って周り遂げられましたね。
お疲れ様とまず申し上げたいような 記憶を簡潔にまとめ上げながらの
記事の連投を追いかけ拝見しました。
時間があればどんなにか じっくり一箇所一箇所
書架から取り出し取り出し閲覧したり、利用者などに声を掛けてみたり
いろいろまだまだなさりたかったでしょうね。
お連れ合いとご一緒のハードスケジュール、
綿密にプランを固めてからでないと こんなにこなせないでしょう。
以前家人と行ったとき、
予定のバスが決まって時間通りに来ず、行き先の予定に間に合わないとか
後で渡すと記念写真を撮ったのにどさくさに紛れ?もらえなかったりとか
家人は「信じられん」と非常に不機嫌で、無理を言って誘ったこちらが
うなだれていた^^;ことも。
良きにつけ悪しきにつけ万事予定通りの旅でしたって珍しいかも知れないですね。
個別にコメントさせていただくべきところですが、
ここで書かせていただきました。ぽちを。
2012/12/25(火) 午前 6:09
信さん>回数を重ねた分だけ、現地のことがよくおわかりだと思います。那覇市の北部の基地返還あとにできた、那覇新都心という地区は大都市の東京か名古屋かと思うほど高層ビルが立ち並び、ユニクロやMACやTUTAYAなどの全国チェーンのお店が並んでいます。
若者は、こうした全国規模の大型店の進出を歓迎していますが、沖縄色が失われていくような寂しさがあると知り合いが言っていました。
その意味では「国際通り」という場所は、まだまだ沖縄色が残っていているような気がしますが、ちょっと足を伸ばせば民家やお店や風景に、まだまだ独特の雰囲気はいっぱいありますね。
北海道も広すぎて1度の訪問では回りきれない場所ですし、今日会った友人は年に3回ほど北海道に行っていると言ってましたよ。
食べ物が美味しいからだそうですよ。あたっていますよね。(^^)
2012/12/25(火) 午後 6:08
str*yca*さん>急ぎの記事を見ていただきましてありがとうございます。今の時代だと、気になる本を携帯で撮影してしまえば随分メモとりの手間が省けて助かるのですが、某図書館でそれをお尋ねしたら、メモ用紙と鉛筆を渡されて「これにメモしてください」と言われました。
それで、本の題名、筆者名、出版社名、出版年の4項目を走り書きしたのですが、1冊くらいなら我慢もできますが、何冊もあると本当に時間がかかって、悲鳴をあげたくなります。
本の題名だけメモして、あとは家で図書館の検索から調べれば良いのですが、ついつい全部記録しようと思ってしまうのです。
珍しい本がありますから、ちょっと開いたらそのまま立ち読みしてしまいます。1時間だけ滞在と思っても、3時間くらいは経ってしまうので、多くはまわれないのが悔しいですね。
しばらく滞在して読み切るくらいでないと・・・・・。
2012/12/25(火) 午後 6:17
続き>回る図書館に合わせて飛行機も決めたので、那覇に到着して、夕方に石垣に行くまでの間に一つだけ行くことができました。
ま、これも到着してから渋滞を気にしつつ、タクシーで往復して空港にその日のうちに行くので、ハードといえばハードでした。
それと月曜日は一斉に、どの図書館も休みなので、那覇にいても石垣にいても図書館訪問ができません。せめて1館くらい違う曜日に空いているといいなと思うのは勝手な言い分なんでしょうね。
システムが連動しているので、そういうことはできないのかも。
2012/12/25(火) 午後 6:28
那覇市内の渋滞も慣れてしまえばいいかも知れませんが、わずかの移動も抜け道を知らないばかりに、延々と長時間かかるのはハラハラします。まだ地下には戦争当時の不発弾が埋まっているとも言われますし、地下鉄も電車のような公共交通がないことが(ユーレイルというモノレールが短い距離で運転している)車の増加につながっているのかしら。でも沖縄はどんどんこれからも姿を変えていくのではないかと思います。糸満市の海に近いところは埋立が進んでいます。
ホテルや大きな工場が出てきていますから、いずれはシンガポールのような観光大都市にもっと変貌していくかもしれませんね。
このような一人よがりの記事をよんでいただき、ご丁寧なコメントまでいただきありがとうございます。
2012/12/25(火) 午後 6:29
ごぶさたしています。
沖縄図書館の旅、興味深く拝見しました。
ちょうどそのころ、うちの息子も修学旅行で沖縄を周っていたようです。
Machiさんの行動力には感服いたします。僕はこの1か月ほど、疲れ切ってPCに触るのも嫌になっていました。
正月休みになり、少しずつリハビリをしています。
今年は僕の周りでは二つの図書館の流産があり大変残念に思っています。
図書館があるかないかはその地域の住民にとって大きな問題だと思うのですが、なかなかそれがわかってもらえないのが残念です。
来年はMachiさんを見習って、ファイトで行こうと思っています。
それでは、良いお年をお迎えください。
2012/12/31(月) 午後 10:08
ぴんじょんさん>修学旅行生、たくさん会いましたよ。
12月の沖縄への修学旅行は学校にとっても良い時期かもしれませんね。
図書館がないことはその自治体に暮らす住民にとってこの上ない辛いことではないかと思いますが、よく住民の皆さん、我慢なさってますね。なくても本はネットで買えますし、近くの自治体に図書館があってそこで借りられるから満足されてるのでしょうか?
願いが叶うといいですね。こちらこそ、来年(もうすぐですが)もよろしくお願いします。
2012/12/31(月) 午後 11:40