2009-11-15 07:01:13

「園山流食べても太らない虎の巻“そのやままきえです”」の巻。

テーマ:ご質問にお答え致します

いつでもどこでもお伝えしていることですが、


園山流 食べても太らず、元気な心身を作る虎の巻”を、


調味料の語呂合わせ「さしすせそ」風にして作ってみました。


では、まいります。


そのやままきえです



そ 咀嚼 
の 飲みもの
や 野菜
ま 豆

ま 真っ先に食べるもの

き 気持ち

え 栄養バランスとエコ
で 伝統食
す 素と酢


以下、解説です。


<咀嚼> 

噛むことで、食べ過ぎや早食いをを防げる上、

内臓脂肪の分解を促進させ、体温を上げて、エネルギー代謝を

活発にしたり、脳細胞の働きも良くする効果もあると言われます。 


<飲みもの>

「飲」という字は、「食」に「欠」かせないと書きます。 

つまり、その位、食べものと一緒になくてはならないものってことです。 


体を冷やさないもの(氷を入れないとか、白砂糖の入った飲みものは

控える等)や、

脂肪分や糖分の吸収を防ぐようなもの、

腸の機能を活発化させ、老廃物の排泄を促したり、

利尿作用で余分な水分を減少させて、むくみを防止したりする代謝を

よくするもの(マグネシウムやカルシウムの豊富なミネラルウォーター等)を飲むといいですね。


お酒を飲む時は、飲み過ぎを防ぐためにも、ノンアルコールのもの(お茶やミネラルウォーター等)を交互に飲むのがおススメです。


<野菜>

やっぱり食べても太らない食材に必要不可欠な食材と言えば、

野菜です。


ただ、野菜といっても、ピンからきりまでです。


ひからびたり、変色したようなものではなく、

できるだけ鮮度がよく、旬のものを選ぶといいですね。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00053.jpg

そして、

より栄養価にとんだものを選んだり、

野菜のいいところを損なわない調理法を心がけることも大事です。


生で食べた方がいいもの(ビタミンCを含むもの)はそのまま

食べてほしいのですが、

逆に、

人参や南瓜等は、加熱して油と合わせた方が、カロチンの吸収が

アップするので、

野菜自体を知ることも重要ってことです。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00244.jpg  



<豆>

私が健康的に27kg痩せて、体質も変わり、

スーパー元気になったきっかけの恩人的食材です。

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大豆・大豆食品(豆腐・豆乳・湯葉・おから・納豆・油揚げ・厚揚げ・高野豆腐等)・枝豆・黒豆・ひよこ豆・キドニービーンズ・小豆・空豆・いんげん豆・グリンピースetc…、

色んなお豆がいますが、

お豆(豆食品を含む)には、

食物繊維はじめ、ビタミンB群や鉄分・カルシウム・マグネシウム(ものによってはポリフェノール等も)といったダイエットに効果的な成分が

含まれます。


食事時でも間食時でも、マメに食べてみてはいかがでしょう?



<真っ先に食べるもの>

食事のはじめに、食物繊維の豊富なもの(根菜類・野菜類・豆類・

海藻類・きのこ類等)・酸味のあるもの・乳製品等から食べると、

血糖値の急激な上昇を防ぐ=ダイエットにつながるためです。




<気持ち>

頭で考えることも、太る太らないに関わってくると思います。


太ると思って食べれば太る。 

食べものを敬遠して嫌うと、食べものからも嫌われるというわけです。


よって、

「これを食べるから、私の元気な体を作ってくれてるんだ。ありがとう」と思って、食べものを愛して食べれば、

食べものからも、「じゃあ、こっちもあなたのために頑張ろう」って思って

くれるはずです。


さらに、

感謝の気持ちと興味を持ちながら、楽しんで食事をすることも大切です。


「食べものを食べる」「飲みものを飲む」ということが、

当たり前になりすぎているかもしれませんが、

その当たり前の背景には、

忘れてはいけない大事なことが潜んでます。


そこに気づくと、当たり前の食事がとてもありがたいことだと

実感できると思います。


また、

楽しんで食事をするだけで代謝が上がります。


例えば、

好きな人と、「うわ~、めちゃくちゃこのケーキおいしいよね~」と思って

食べると、代謝が上がりますが、

「うげ、、、ケーキ食べちゃった、こりゃ太る…。」とか、

「あー、今の食事つまんない」と思って食べると、ストレスになります。


甘いものを食べるなら、

無糖で温かい飲みものを一緒に飲んだり、

他で、野菜類やお豆類を積極的に食べる等して調整すれば

いいわけですから。


ストレスはダイエットの大敵です。

ストレスをためず、楽しみながらおいしく食べることも肝心要です。




<栄養バランスとエコ>

「よくカロリーの低いものだけを食べていれば痩せる」なんていう方も

いらっしゃいますが、

もちろん一時的に体重は減ると思います。


が、同じものばかり食べていると、

その食べものにない栄養素が不足してしまい、

結果、代謝の悪い体になって、太りやすい体質になってしまいます。


また、疲れやすい・肌荒れ・免疫が落ちて体調不良に陥りやすい等と

いった症状が出てきます。


体にいいからといって、そればかりを食べるのではなく、

野菜類・根菜類・豆類・きのこ類・海藻類・乾物類・魚介類・肉類・

発酵食品類・果物類(ドライフルーツも含む)等、

色んなものをバランスよく食べることを心がけましょう。


その中には、体を温めるもの(生姜・葱類等)も入ります。


それでも、どんなものをバランスよく食べていいか、

いまいち分からないという方、

色んな色のものを探してみるといいですよ。


例えば、


赤色:トマト・赤ピーマン・海老・赤みのお肉やお魚・鮭・苺等。

緑色:法蓮草・ブロッコリー・アスパラガス・枝豆・大葉・ゴーヤ・ニラ等。

黒色:黒胡麻・ひじき・黒豆・黒米・わかめ・海苔等。

白色:豆腐・カリフラワー・白いんげん豆・にんにく・ホタテ貝・白身魚・

玉葱・蓮根・長芋等。

茶色:ごぼう・玄米・雑穀米・さとうきび糖・ライ麦パン・全粒粉パン等。

黄色(オレンジ・黄土色も含む):レモン・みかん・生姜・黄パプリカ・

バナナ・大豆・柿等。


でしょうか。


まだまだありますから、探してみて下さいね。 

きっと新たな発見があって、楽しいはずですよ。


以上が、

一つ目の「え」=栄養バランスでしたが、


もういっこの「え」は、

エコです。


環境にも優しい食生活をしていると、

それは自ずと自分の健やかな体作りにもつながります。


例えば、

ゴミを減らすために、

野菜や魚の皮を捨てないで食べれば、

逆に、体には、皮に含まれる優秀な栄養素も補えます。


地球が健康であるからこそ、

人間も健康でいられると思います。



<伝統>

日本古来から食べられている伝統的な食べものは、

今日本に生きる人の体に適しているものです。


どんなものを昔の人は食べていたんだろうと考えると、

切り干し大根やひじき・高野豆腐といった乾物類や、

発酵食品(ぬか漬け等)・麦・おから・芋類等が主に挙げられます。


これらは、ダイエットに欠かせない栄養素を含む代表格です。


小豆を使った和菓子もですね。


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さつまいも入りおはぎ 」より。


せっかく日本にいるなら、

日本のものを食べないなんてもったいないですよね。



<素と酢>
まず、ですが、

「素」に近い状態のものということです。


例えば、

砂糖なら、精製されてないさとうきび糖・黒糖・オーガニックブラウン

シュガー・メープルシロップ・甜菜等等とか、

お米なら、発芽玄米や雑穀米とか、

パンなら、全粒粉パン・ライ麦パン等です。


精製されたものより、

ミネラルやビタミン・食物繊維が多く含まれるからです。


あとは、

野菜やお魚であれば、

できるだけ鮮度がいいものを、きれいに洗って、皮ごと食べたり、

加熱しすぎると、栄養素が破壊されるものは、加熱のしすぎに注意することも大事です。


これは、素材をよく知るということにつながります。


いくらいい素材が手に入っても、

その素材のいいところを壊したら台無しです。 


よりおいしく、より素材本来のいいところを残す食べ方が

できるといいですね。


お次、酢(酸)です。


お酢には豊富なアミノ酸が含まれていて、

アミノ酸は体内に入ると、脂肪の合成を抑え、

脂肪細胞に脂肪を溜めにくくさせる効果があります。


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枝豆の酢漬け 」より。


現代人の体は、

食生活等が原因で様々な弊害を起こしてしまう「酸性」に傾きがちだと

言われています。


しかし、

お酢を摂ると、体が「アルカリ性」に変わります。


そして、

利尿作用を促すのですが、

この利尿促進作用が、むくみを解消するのにも効果的だと

考えられています。


これはレモンや梅干し等にも言えることです。


その他に、

血行や肌の調子を良くしたり、

肩こり・便秘・ストレス解消にも効果を発揮するとも

言われているんですよ。


素と酢、

す(素・酢)ばらしく、す(素・酢)ごいですよね。



というわけで、

長くなりましたが、


この“そのやままきえです”を頭と体にしみこませ、

日々の生活にとり入れることで、


皆様の人生が、

より楽しく・おいしく・明るく・幸せで、

おなかいっぱいになりますように…。