「園山流食べても太らない虎の巻“そのやままきえです”」の巻。
テーマ:ご質問にお答え致しますいつでもどこでもお伝えしていることですが、
“園山流 食べても太らず、元気な心身を作る虎の巻”を、
調味料の語呂合わせ「さしすせそ」風にして作ってみました。
では、まいります。
“そのやままきえです”
そ 咀嚼
の 飲みもの
や 野菜
ま 豆
ま 真っ先に食べるもの
き 気持ち
え 栄養バランスとエコ
で 伝統食
す 素と酢
◎
以下、解説です。
<咀嚼>
噛むことで、食べ過ぎや早食いをを防げる上、
内臓脂肪の分解を促進させ、体温を上げて、エネルギー代謝を
活発にしたり、脳細胞の働きも良くする効果もあると言われます。
<飲みもの>
「飲」という字は、「食」に「欠」かせないと書きます。
つまり、その位、食べものと一緒になくてはならないものってことです。
体を冷やさないもの(氷を入れないとか、白砂糖の入った飲みものは
控える等)や、
脂肪分や糖分の吸収を防ぐようなもの、
腸の機能を活発化させ、老廃物の排泄を促したり、
利尿作用で余分な水分を減少させて、むくみを防止したりする代謝を
よくするもの(マグネシウムやカルシウムの豊富なミネラルウォーター等)を飲むといいですね。
お酒を飲む時は、飲み過ぎを防ぐためにも、ノンアルコールのもの(お茶やミネラルウォーター等)を交互に飲むのがおススメです。
<野菜>
やっぱり食べても太らない食材に必要不可欠な食材と言えば、
野菜です。
ただ、野菜といっても、ピンからきりまでです。
ひからびたり、変色したようなものではなく、
できるだけ鮮度がよく、旬のものを選ぶといいですね。
そして、
より栄養価にとんだものを選んだり、
野菜のいいところを損なわない調理法を心がけることも大事です。
生で食べた方がいいもの(ビタミンCを含むもの)はそのまま
食べてほしいのですが、
逆に、
人参や南瓜等は、加熱して油と合わせた方が、カロチンの吸収が
アップするので、
野菜自体を知ることも重要ってことです。
<豆>
私が健康的に27kg痩せて、体質も変わり、
大豆・大豆食品(豆腐・豆乳・湯葉・おから・納豆・油揚げ・厚揚げ・高野豆腐等)・枝豆・黒豆・ひよこ豆・キドニービーンズ・小豆・空豆・いんげん豆・グリンピースetc…、
色んなお豆がいますが、
お豆(豆食品を含む)には、
食物繊維はじめ、ビタミンB群や鉄分・カルシウム・マグネシウム(ものによってはポリフェノール等も)といったダイエットに効果的な成分が
含まれます。
食事時でも間食時でも、マメに食べてみてはいかがでしょう?
<真っ先に食べるもの>
食事のはじめに、食物繊維の豊富なもの(根菜類・野菜類・豆類・
海藻類・きのこ類等)・酸味のあるもの・乳製品等から食べると、
血糖値の急激な上昇を防ぐ=ダイエットにつながるためです。
<気持ち>
頭で考えることも、太る太らないに関わってくると思います。
太ると思って食べれば太る。
食べものを敬遠して嫌うと、食べものからも嫌われるというわけです。
よって、
「これを食べるから、私の元気な体を作ってくれてるんだ。ありがとう」と思って、食べものを愛して食べれば、
食べものからも、「じゃあ、こっちもあなたのために頑張ろう」って思って
くれるはずです。
さらに、
感謝の気持ちと興味を持ちながら、楽しんで食事をすることも大切です。
「食べものを食べる」「飲みものを飲む」ということが、
当たり前になりすぎているかもしれませんが、
その当たり前の背景には、
忘れてはいけない大事なことが潜んでます。
そこに気づくと、当たり前の食事がとてもありがたいことだと
実感できると思います。
また、
楽しんで食事をするだけで代謝が上がります。
例えば、
好きな人と、「うわ~、めちゃくちゃこのケーキおいしいよね~」と思って
食べると、代謝が上がりますが、
「うげ、、、ケーキ食べちゃった、こりゃ太る…。」とか、
「あー、今の食事つまんない」と思って食べると、ストレスになります。
甘いものを食べるなら、
無糖で温かい飲みものを一緒に飲んだり、
他で、野菜類やお豆類を積極的に食べる等して調整すれば
いいわけですから。
ストレスはダイエットの大敵です。
ストレスをためず、楽しみながらおいしく食べることも肝心要です。
<栄養バランスとエコ>
「よくカロリーの低いものだけを食べていれば痩せる」なんていう方も
いらっしゃいますが、
もちろん一時的に体重は減ると思います。
が、同じものばかり食べていると、
その食べものにない栄養素が不足してしまい、
結果、代謝の悪い体になって、太りやすい体質になってしまいます。
また、疲れやすい・肌荒れ・免疫が落ちて体調不良に陥りやすい等と
いった症状が出てきます。
体にいいからといって、そればかりを食べるのではなく、
野菜類・根菜類・豆類・きのこ類・海藻類・乾物類・魚介類・肉類・
発酵食品類・果物類(ドライフルーツも含む)等、
色んなものをバランスよく食べることを心がけましょう。
その中には、体を温めるもの(生姜・葱類等)も入ります。
それでも、どんなものをバランスよく食べていいか、
いまいち分からないという方、
色んな色のものを探してみるといいですよ。
例えば、
赤色:トマト・赤ピーマン・海老・赤みのお肉やお魚・鮭・苺等。
緑色:法蓮草・ブロッコリー・アスパラガス・枝豆・大葉・ゴーヤ・ニラ等。
黒色:黒胡麻・ひじき・黒豆・黒米・わかめ・海苔等。
白色:豆腐・カリフラワー・白いんげん豆・にんにく・ホタテ貝・白身魚・
玉葱・蓮根・長芋等。
茶色:ごぼう・玄米・雑穀米・さとうきび糖・ライ麦パン・全粒粉パン等。
黄色(オレンジ・黄土色も含む):レモン・みかん・生姜・黄パプリカ・
バナナ・大豆・柿等。
でしょうか。
まだまだありますから、探してみて下さいね。
きっと新たな発見があって、楽しいはずですよ。
以上が、
一つ目の「え」=栄養バランスでしたが、
もういっこの「え」は、
エコです。
環境にも優しい食生活をしていると、
それは自ずと自分の健やかな体作りにもつながります。
例えば、
ゴミを減らすために、
野菜や魚の皮を捨てないで食べれば、
逆に、体には、皮に含まれる優秀な栄養素も補えます。
地球が健康であるからこそ、
人間も健康でいられると思います。
<伝統>
日本古来から食べられている伝統的な食べものは、
今日本に生きる人の体に適しているものです。
どんなものを昔の人は食べていたんだろうと考えると、
切り干し大根やひじき・高野豆腐といった乾物類や、
発酵食品(ぬか漬け等)・麦・おから・芋類等が主に挙げられます。
これらは、ダイエットに欠かせない栄養素を含む代表格です。
小豆を使った和菓子もですね。
「さつまいも入りおはぎ
」より。
せっかく日本にいるなら、
日本のものを食べないなんてもったいないですよね。
<素と酢>
まず、素ですが、
「素」に近い状態のものということです。
例えば、
砂糖なら、精製されてないさとうきび糖・黒糖・オーガニックブラウン
シュガー・メープルシロップ・甜菜等等とか、
お米なら、発芽玄米や雑穀米とか、
パンなら、全粒粉パン・ライ麦パン等です。
精製されたものより、
ミネラルやビタミン・食物繊維が多く含まれるからです。
あとは、
野菜やお魚であれば、
できるだけ鮮度がいいものを、きれいに洗って、皮ごと食べたり、
加熱しすぎると、栄養素が破壊されるものは、加熱のしすぎに注意することも大事です。
これは、素材をよく知るということにつながります。
いくらいい素材が手に入っても、
その素材のいいところを壊したら台無しです。
よりおいしく、より素材本来のいいところを残す食べ方が
できるといいですね。
お次、酢(酸)です。
お酢には豊富なアミノ酸が含まれていて、
アミノ酸は体内に入ると、脂肪の合成を抑え、
脂肪細胞に脂肪を溜めにくくさせる効果があります。
「枝豆の酢漬け
」より。
現代人の体は、
食生活等が原因で様々な弊害を起こしてしまう「酸性」に傾きがちだと
言われています。
しかし、
お酢を摂ると、体が「アルカリ性」に変わります。
そして、
利尿作用を促すのですが、
この利尿促進作用が、むくみを解消するのにも効果的だと
考えられています。
これはレモンや梅干し等にも言えることです。
その他に、
血行や肌の調子を良くしたり、
肩こり・便秘・ストレス解消にも効果を発揮するとも
言われているんですよ。
素と酢、
す(素・酢)ばらしく、す(素・酢)ごいですよね。
というわけで、
長くなりましたが、
この“そのやままきえです”を頭と体にしみこませ、
日々の生活にとり入れることで、
皆様の人生が、
より楽しく・おいしく・明るく・幸せで、
おなかいっぱいになりますように…。