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国際
中国で春節連休始まる 大気汚染で爆竹控えめ
2013.2.9 23:51
[中国]
中国は9日、春節(旧正月)を翌日に控え1週間の大型連休に入った。各地で伝統的な縁日「廟会」が始まるなどお祭りムードが高まっているが、北京市内では有害物質を含んだ霧が発生。大気汚染の拡大を防止するため当局は花火や爆竹の自粛を呼び掛けた。日中は爆竹などの使用は控えめだったが、夜になると、各地で花火が打ち上がり、北京市では呼吸器疾患などへの悪影響が指摘される微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が昼間の倍以上に急上昇した。
大気汚染の深刻化を受け、市民からは「心配で春節を祝う気になれない」といらだつ声も上がっている。習近平共産党総書記は春節を前に「党は厳しい批判も受け入れなければならない」と訴えた。温家宝首相も「政府は大衆の不安を取り除き、解決しなければいけない」と強調、危機感をにじませた。(共同)
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