あるメーカーの作品群がなんとなく気に入ってしまうと、取りあえず手に取れる過去の作品に次々と手を出していく。Xゲームのディープな世界にはまりこんだ人が陥りがちなことですが、私がこのパッケージを手に取ったのも、ちょうど、アセンブラージュのゲームを買い込んではプレイしていたころの話でありました。
そう、この「まぺっとぼっくす」というブランド(?)、「ぷち」や「Euphony Production」などのブランドでXゲームをリリースしている、アセンブラージュから出されているんです。
あるメーカーの作品群がなんとなく気に入ってしまうと、取りあえず手に取れる過去の作品に次々と手を出していく。Xゲームのディープな世界にはまりこんだ人が陥りがちなことですが、私がこのパッケージを手に取ったのも、ちょうど、アセンブラージュのゲームを買い込んではプレイしていたころの話でありました。
そう、この「まぺっとぼっくす」というブランド(?)、「ぷち」や「Euphony Production」などのブランドでXゲームをリリースしている、アセンブラージュから出されているんです。
3つのショートストーリーからなる、オムニバス形式のアドベンチャーゲームです。とはいっても、そのうち2つはシナリオの分岐など一切なく、残る1つも非常に簡単なので、ゲームはすぐに終わります(^^;)
・「らぶらぶせらばに若奥様」(原画:平木 直利)
現役女子校生の若奥様を持つ主人公。その学校の制服は、セーラー服でかつバニースタイルという刺激的なモノ。内容的にはまさにバカゲーそのもので、何も考える必要はありません(^^;)
・「がんばれ美佳ちゃん」(原画:沢杜 いつむ)
幼なじみで隣に住む姉妹。主人公は姉を、妹は主人公を想っています。ベタならぶらぶものですが、それなりにまとまってます。美佳ちゃん元気で健気で可愛いし(^^)
・「ソフトハウスの哀れな調教」(原画:早坂 奈槻)
納期直前でもバグの取れない派遣職員に対し、助けの代償にナニさせる主人公。内容的にかなりヤバい話で、さすがにこれは笑えませんでした。鬼畜とかなんとかいう以前に、設定がシャレになっていないと思います。
『メモリーズリフレイン』(ぷち)などと同様のユーザーインタフェースです。しかし、1回のプレイ時間が10分かそこいらというボリュームなので、とにかくあっさりと終わります。
BGMはMIDIですが、全然印象に残っていません(^^;) 普通は「何か鳴っていたなぁ」程度のイメージはあるのですが…。音声なしというのは淋しいですね。
上で書いたとおり、各原画さんによってかなり違ってきますが、個人的には、『SweeperS!』(ぷち)や『はぷにんぐJOURNEY』(EuphonyProduction)で原画を担当されていた沢杜さんのグラフィックに期待していましたが、顔がかなり縦に細長い上、ここに挙げた2作品以上に髪の毛たっぷりでした。美佳ちゃん(以下略(^^;)
そういうゲームじゃないけど…誰かといえば、やっぱり美佳ちゃんでしょう。
SHEOさんのサイトにレビューがあります。
オムニバス形式のミニアドベンチャーゲームと見ることはできますが、1回のプレイは10分かそこいらで、どんなにゆっくりやっても1時間も経たずにコンプできます。どんな客層を狙ったのかはわかりませんが、このコストパフォーマンスの悪さはどうしようもありません。中身がないことをあくまでも覚悟の上で、あるいは、ワゴンセールで1000円程度というのなら(←はて、誰のことかな?(^^;)悪くはありませんが。
マニュアルを見ると、初めはDOS版で出て、それをWindowsに移植(これもなんかゴタゴタしたみたい(^^;))したらしいのですが、移植するほど売れたのでしょうか?