「んっ…ちゅっ…」

朝、都内に住む高校生の宮崎優は少し粘ついた水音と、口内をまさぐられる感覚に眼を覚ます。

目を開けると姉である彩音が自分の唇と優の唇を合わせて、舌で優の口内をまさぐっているのに気づく。

優は自分の姉にディープキスをされているという異常な状況に動じることなく、自分も姉の舌に舌を絡ませる。

しばらく互いの舌のを味わってから、ようやく唇を離し顔を上げる。

「おはよう、優君」
「おはよう、お姉ちゃん」

こうして、挨拶だけは普通に、普通じゃない姉弟の一日が幕を開ける。

こんな生活が始まったそもそもの原因はなんだったか。

元々二人の母親が優の出産と同時に他界し、父親も仕事で忙しかったため、姉弟は寂しさを埋めるように互いに依存気味ではあった。

しかしこの時点では、ただ非常に仲の良い姉弟というだけであった。

二人の関係を決定づけたのは、優が友達の家に泊まりに行った時だろう。

まだ優はおねしょが治っておらず、粗相をしてしまった。

それが原因で優は苛められるようになってしまい、だんだんと引きこもりがちになり、最も信頼できる彩音への依存を強くしていった。

彩音もそんな優を拒むことなく、とことん甘やかし、食事の用意といった世話から、風呂の世話、果てはおねしょが治らずとれることのなかったおむつの世話まで行った。

優のおねしょは何時までも治らず、おむつの世話をしていた彩音は男性器の成長を目の当たりにすることになったが、それでも優の世話を止めることはなく、それどころかインターネットを頼りに優に性教育を行った。

その時にはマスターベーションについても触れ、優に自慰についても手取り足取り教えてやった。

そんな姉弟が禁断の関係に至るまで、たいして時間はかからなかった。

「じゃあ、おむつ替えようね優くん」

そう言って彩音は優のズボンを下ろし、おむつを外す。

ぶるんっと朝勃したペニスが現れると同時に、むわっとアンモニア臭が立ち上る、今日も優はおねしょをしてしまったようだ。

しかし彩音は嫌な顔もせず、それどころか優しい笑みすら浮かべて用意してあった蒸しタオルで優の下半身を拭いていく。

一通り拭き終わると、彩音はいまだ勃起したままの弟のペニスに目をやる。

「ふふっ、優くんは今日も元気だね。
だけどこのままじゃ新しいおむつをはけないから、おちんちん小さくしようね」

そう言って迷わず弟のペニスを口に含む。

「んっ、んっんっ」

拭いたとはいえ、いまだ尿くさいペニスを丹念に舐めあげていく。

「気持ちいい?」

[うん…」

姉の問いかけに、優は快楽に陶酔しながら答える。

「良かった。それじゃあ先っぽも剥いちゃうね」

そう言って優の皮に包まれた亀頭を下で少しずつ露出させていく。

「ふあぁぁぁっ!」

敏感な亀頭が露出され、思わず声をあげてしまう。

「あっ、ごめんね、痛かった?」

「ううん、大丈夫……」

「続けても平気?」

「うん」

「それじゃあ、続けるね……」

そう言って彩音はまた、弟の性器にしゃぶりついた。

しばらくの間、微かな水音と優の喘ぎ声が部屋を支配していた。

「お姉ちゃん、そろそろ出そう……」

優が限界を告げると、彩音もそれにあわせてスパートをかけていく。

じゅぽっ、じゅ、じゅぽっ

そしてとうとう絶頂が訪れる。

「うぅっ」

優は呻き声をあげて、姉の口内に射精した。

「ん~っ」

しかし、彩音は精液を口の中に出されたというのに、弟の性器を吐き出さず、尿道の中に残った精液まで丹念に吸出し、飲み込んだ。

最後に性器全体を綺麗に舐めあげ、ようやく弟の性器から顔を離す。

「気持ちよかった?」

「うん……」

「ふふっ、良かった」

そう微笑むと、彩音は新しいおむつを取り出した。

「じゃあ、新しいおむつを着けよっか」

「んっ」

「それじゃあ、おしりを少しあげて」

彩音が優におむつを当てる

「こう?」

「そうそう、いい子ね」

甲斐甲斐しく弟のおむつの世話をし、ようやくベットから二人はおりる。

「それじゃあ朝ご飯にしよう」

今日も仲良し姉弟の一日が始まる。