新年は、自分の仕事や将来について考えるいい機会。転職やスキルアップを目指して「資格でも取ろうか」と思う人もいるのでは? でも、いざとなると何を取ればいいのやら…。そこで、キャリアコンサルタントの高村祐規子さんに、1年間で取得できて役立つ資格の選び方を聞きました!
「1年で取得できる資格は意外と多いのですが、好きという理由だけで選ぶと“活かす場”がなくて取得しただけになる可能性が…。『取得後、どこでどう活かすか』をしっかり考え、今の仕事もしくは将来やりたい仕事に役立つ資格を選びましょう」
なるほど。では、例えば一般事務職の場合はどんな資格がいいですか?
「定番ですが、ワード・エクセル・パワーポイントを使いこなす『マイクロオフィススペシャリストのオフィスマスター』ですね。スペシャリストやエキスパート保持者はたくさんいますが、オフィスマスターは受験者数300万人以上のうち、合格者数は5万5000人ほどと少ないので価値があります」
資格を選ぶ際は、合格者数もポイントなんですね。
「また、長い目で将来を考えるのなら、結婚、育児とライフスタイルが変わってもスムーズに社会復帰ができる、求人が多い資格がオススメです。子供に英語を教える『児童英語教師』は、比較的取得しやすいうえ、今後さらに求められるので狙い目ですね。また、介護・福祉施設などに就職できる『ホームヘルパー2級(2013年4月から名称変更)』も需要が高まるので、ホスピタリティの強い人にはオススメです」
そのほか、足裏をほぐす『リフレクソロジスト』のようなマッサージ系の資格は、自宅で施術でき、カルチャースクールの講師になる道もあるとか。ちなみに、今後注目なのは「パソコン整備士」と高村さん。
「パソコンを使う高齢者が増えるので『メールの送信だけができない』など、ちょっとしたトラブルを解決してくれる人は重宝がられます。近所にチラシを配れば個人で依頼も受けられますよ」
“活かす場所”をしっかり見据えて、今年こそは資格取得に励みます!
(取材+文・山本絵理/short cut)
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