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磐越道で大越にスマートIC 田村市が国と協議

 田村市が磐越自動車道の船引三春-小野インターチェンジ(IC)のほぼ中間に位置する同市大越町牧野地内に自動料金収受システム(ETC)専用の「田村中央スマートIC(仮称)」を設置する方向で国や東日本高速道路などと協議を進めていることが分かった。
 平成28年度中の供用開始を目指すとしている。12日に発表した市の25年度一般会計当初予算案に調査費1200万円を盛り込んだ。
 スマートICは大越牧野工業団地付近の349号国道に直結し、24時間の利用を可能にする計画。市と東日本高速道路が事業主体となる。船引三春-小野IC間は約20キロあり、地元からスマートICの設置を求める声が上がっていた。設置により、救急医療施設への搬送時間が短縮され救命率の向上などが期待できる。
 市は合併後の18年からスマートICの設置に向けた取り組みをしてきた。当初は阿武隈高原サービスエリアに設ける方向で進めていたが、地権者との調整がつかず場所を変更。昨年7月から国や東日本高速道路、県などと協議を進めてきた。25年度内にも地元の各種団体と地区協議会を設立した上で、国に連結許可申請を提出する予定だ。

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