「犯行声明」通り、遠隔操作ウイルスにはファイルを盗み見る機能がついていました。

 片山祐輔容疑者(30)は去年8月、名古屋市の会社のパソコンを遠隔操作し、大量殺人の予告をインターネット掲示板に書き込んだ疑いが持たれています。取り調べに対し、容疑を否認していますが、その後の捜査関係者への取材で、名古屋市の会社のパソコンから見つかったウイルスには、真犯人から送られた犯行声明に書かれた通り、ファイルを盗み見る機能があったことが分かりました。ウイルスの設計図にあたる「ソースコード」が神奈川県江の島のネコにつけられた記録媒体から見つかったものと一致していて、警視庁は、片山容疑者が事件に関わったとみて調べを進めています。

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