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政治
【石原氏の質疑詳報(下)】「子孫のために環境問題アピールを」衆院予算委
2013.2.13 10:04
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石原氏「金融緩和と言っても、銀行に国債を買わせて抱えさせてはまったく意味がない。設備投資減税などでアクティブにやってほしい。高橋是清の話が出たが、初めて統制経済をやった。デフレ下の不況は未曾有だ。克服は難しいが頑張ってほしい。もうひとつ聞くが、国と地方の債務総額は1000兆円近いが、返す必要のない借金もある。財産になるのもある。これに見合う資産の取得原価などの一覧表があったら、参考に出してほしい」
財務相「政府が持っている場合、資産に計上するわけだが、資産のなかに税金をとれる権利、徴税権、お金を刷れる印刷権、造幣権をいくらで評価するかはなかなかできない。各国みな複式簿記を予算に計上するのはできないということだと思う。ただ今、言われたように、道路やら富士山やら国有地はいくらで計算できるかといわれると、簡単にはいかないだろうが、一応のものをかつて作った記憶があるので、現存していれば提出する」
石原氏「会計制度を合理化して企業並みにしないと、アベノミクスのバリアになる。首相、聞いてますか? アベノミクスを成功させるためにも会計制度を一新させる必要がある。会計制度を変えると、税金の使途がハッキリ分かるということだ。民主党は良いことはしなかったが、良いことだけは言っている。心に留めて考えてほしい」
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