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政治
【石原氏の質疑詳報(下)】「子孫のために環境問題アピールを」衆院予算委
2013.2.13 10:04
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石原氏「だいぶ違いますなぁ。都知事時代に『なぜ、国は発生主義、複式簿記にしないのか』と問い合わせたら、『財務省では、国の財政について国民の理解を促進するため、平成15年度決算分、平成12年、17年9月公表より、毎年、発生主義、複式簿記といった企業会計の考え方および手法を参考に、国の財務書類を作成して公表しているところだ』と。財務諸表をそろえてまた具体的な議論をしよう。日本は新会計制度にすべきだが、していない。なぜか」
麻生財務相「調べてご返答申し上げる」
石原氏「会計制度がしっかりしないといけない。前の経団連会長の御手洗(冨士夫)さんとゴルフクラブで会い、前の日銀総裁の福井(俊彦)さんもいた。私が『国の会計制度に文句言え』と言ったら、『そんなこと有り得ないよ』と。温厚な福井さんが『石原さんのおっしゃる通りだ。国はいまだに単式簿記だ』と言ったら、(その場にいた)2人が絶句した。今の経団連会長の米倉(弘昌)さんに言ったら、彼も知らなかった。経済団体の雄たちが知らない。この問題について特別委員会をつくって日本の会計制度を合理化しないとこの国は持たないよ。役人天国で。どうか」
首相「単式簿記、複式簿記の問題は財務相から答弁したように、平成15年から国としては財務書類、東京都で言う財務諸表を出していると私は承知している。いずれにせよ、委員会において、他の委員会もあるので、議論していただけたらと思う」
石原氏「円高の理由はあるが、この国は合わせて1000兆円に近い債務を抱えているが、金がだぶついている。故人の休眠資産。株、現金、タンス預金とか1515兆円もある。しかも国債はほとんど銀行が買っている。世界が日本の円に期待するのは無理からぬ話だ。だぶついているお金を何で使い切れないのか」
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