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政治
【石原氏の質疑詳報(中)】「尖閣に灯台を造るべきだ」 衆院予算委
【対中関係】
「次に、日本とシナの間の関係だ。シナが非常に挑発して嫌がらせしている。日本は我慢しながらこたえている。国民の意見は共通して『冷静に毅然(きぜん)として対応してほしい』と。冷静とはどういうことか」
首相「冷静というのは正常な判断力を備えながら対応していく態度ではないのかなと思う」
石原氏「そうですね。冷静に判断することが、政府の責任だと思うし、同時にそれが毅然とした態度を導く一番の術だと思う。防衛省の内局の言っていることは全部駄目だ。OBの話を聞くと違う判断ができると思う。内局は飛行機にも船にも船にも乗ったことがない連中だ。毅然たる態度を導く情報にはなり得ない。これから色んな判断をせざるを得ないときが来るだろう。そのためには、現役とは言わない。ごく最近のOBで結構だ。そういう人の意見を聞いてほしい。彼らは戦闘機に乗って性能の違いを知っている」
「仮に、尖閣をめぐる軍事紛争が起こったときに、あの島をシナが占領して何になるのか。日本が(太平洋戦争時に)出かけたガダルカナルと同じになる。ロジスティック、兵站が続かない。シナの海上輸送能力はみな過大評価しているが、冷静に現実を把握してほしい。日本の海上自衛隊、海軍の対潜能力は世界一だ。その限りで、尖閣周辺の紛争では制空権、制海権がとられることは絶対ない。これから先は分からないが。大事なことは、中国は膨大な経済国になったが、ロジスティックの海上シーレーンが保持できるか。できっこないのを知っていながら挑発している。日本は毅然とした態度をとったほうがよい。毅然とした態度は何か。パチンと鯉口を切ることだ。刀を抜くのはばかだ。昔の侍と同じように、『寄らば斬るぞ』と鯉口を切ればよい。そこまで決心しないと国民の要望に応えきれないと思うがどうか」
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