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政治
【石原氏の質疑詳報(中)】「尖閣に灯台を造るべきだ」 衆院予算委
石原氏「それから20年経って、私の息子が国土交通相をしているときに彼に厳命した。『あそこの灯台は日本国が造ったと示すためにプレートを貼れ』と言ったら、国交省はプレートを貼った。当然の措置だと思うが、私は今、日本がやっていることは実効支配とはとても言えないと思う」
「できれば魚釣島の頂上に、周囲八方から見える灯台を造るべきだ。日本の漁民のためではなく、全世界の航行者にメリットになる。ぜひやってもらいたい。たまたま、私が(東京都知事時代に)東京都で買おうと言ったが、たちまち寄付金が集まった。今も積んである。ぜひ、安倍内閣であのお金を有効に使って、国民の期待に応えてもらいたい」
「民主党の野田(佳彦)政権の時に、野田前首相が話したいというから、仲間の園田(博之)議員に立ち会ってもらった。園田さんは『私は石原さんは軍隊おけと言うのではないかとハラハラしたが、これぐらいの要望なら、聞いたらよいじゃないか』と。言った。私は灯台を造るということと、漁民が2、3日いられるように船だまりを造ってと言ったら、野田君は『まずステップ・バイ・ステップだろう』と。『最初のステップは何か』と聞いたら、『太陽パネルを持っていく』と。太陽パネルを持っていって電気を起こしても、灯台を作らないと意味がない。それで訳の分からない会合が終わり、国が買い取り今の体たらくだ。むしろ東京都が買い取り、沖縄(県)と石垣(市)と一緒に仕事すればよかった気がする。今から言っても愚痴にしかならないが、灯台は大きな意味がある。最低限、実効支配を具体的に表現するためには、あそこを通行する全国民のために灯台を作ってほしい。熱願する」
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