政治【石原氏の質疑詳報(中)】「尖閣に灯台を造るべきだ」 衆院予算委+(2/5ページ)(2013.2.13 08:40

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【石原氏の質疑詳報(中)】
「尖閣に灯台を造るべきだ」 衆院予算委

2013.2.13 08:40 (2/5ページ)石原慎太郎
衆院予算委員会で質問に立つ日本維新の会の石原慎太郎共同代表=12日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)

衆院予算委員会で質問に立つ日本維新の会の石原慎太郎共同代表=12日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)

 石原氏「それから20年経って、私の息子が国土交通相をしているときに彼に厳命した。『あそこの灯台は日本国が造ったと示すためにプレートを貼れ』と言ったら、国交省はプレートを貼った。当然の措置だと思うが、私は今、日本がやっていることは実効支配とはとても言えないと思う」

 「できれば魚釣島の頂上に、周囲八方から見える灯台を造るべきだ。日本の漁民のためではなく、全世界の航行者にメリットになる。ぜひやってもらいたい。たまたま、私が(東京都知事時代に)東京都で買おうと言ったが、たちまち寄付金が集まった。今も積んである。ぜひ、安倍内閣であのお金を有効に使って、国民の期待に応えてもらいたい」

 「民主党の野田(佳彦)政権の時に、野田前首相が話したいというから、仲間の園田(博之)議員に立ち会ってもらった。園田さんは『私は石原さんは軍隊おけと言うのではないかとハラハラしたが、これぐらいの要望なら、聞いたらよいじゃないか』と。言った。私は灯台を造るということと、漁民が2、3日いられるように船だまりを造ってと言ったら、野田君は『まずステップ・バイ・ステップだろう』と。『最初のステップは何か』と聞いたら、『太陽パネルを持っていく』と。太陽パネルを持っていって電気を起こしても、灯台を作らないと意味がない。それで訳の分からない会合が終わり、国が買い取り今の体たらくだ。むしろ東京都が買い取り、沖縄(県)と石垣(市)と一緒に仕事すればよかった気がする。今から言っても愚痴にしかならないが、灯台は大きな意味がある。最低限、実効支配を具体的に表現するためには、あそこを通行する全国民のために灯台を作ってほしい。熱願する」

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衆院予算委員会で質問に立つ日本維新の会の石原慎太郎共同代表=12日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
衆院予算委員会で首都圏の管制区の模型を示しながら質問に立つ日本維新の会の石原慎太郎共同代表(左)。右は安倍晋三首相=12日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)

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