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遠隔操作 閲覧と書き込みの時間帯重なる2月13日 18時31分
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パソコンの遠隔操作事件で、逮捕された男の派遣先の会社のパソコンから、遠隔操作に使われたインターネットの掲示板を閲覧するなどした時間帯が、犯行予告が書き込まれた時間帯と重なることが、捜査関係者への取材で分かり、警視庁などは、男の関与を裏付けるものとみて調べています。男は容疑を否認しているということです。
東京のIT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)は、名古屋市にある会社のパソコンを遠隔操作してインターネット上に殺人予告を書き込んだとして逮捕されました。調べに対して「名古屋の会社は知らない。全く身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。
片山容疑者は、去年9月まで都内の会社に派遣されていましたが、この会社のパソコンからは、短時間に遠隔操作事件で使われたインターネットの掲示板を閲覧したり、発信元の特定を難しくする特殊なソフトを使ったりした記録が残っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
さらに、時間帯を調べたところ、去年8月上旬、名古屋市の会社のパソコンが遠隔操作されて犯行予告が書き込まれた時間帯と重なっていたということです。
警視庁などは、片山容疑者の関与を裏付けるものとみて勤務実態などについて調べを進めています。
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