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肥前鹿島駅隣接地から砲弾 2000人影響 | ||
12日午前8時35分ごろ、鹿島市高津原のJR肥前鹿島駅に隣接する市有地で、工事中の作業員が「不発弾のようなものを発見した」と鹿島署に通報した。陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ケ里町)の不発弾処理隊が同11時10分ごろ、撤去した。JR九州は約2時間にわたって長崎線肥前山口-諫早駅間で運転を見合わせ、上下線で特急10本、普通4本が運休するなどし、約2千人に影響が出た。 陸上自衛隊などによると、旧日本軍の砲弾で直径約15センチ、長さ約40センチ、重さは不明。信管はなく、爆発の危険性はないという。 鹿島市によると、市有地は同駅へのエレベーター設置などの工事中。駐輪場を整備する地ならしをしていて見つかった。発見現場付近は爆撃を受けた史実はなく、軍需工場もなかったという。 近くの呉服屋で働く女性(50)は「最初聞いた時はまさかと驚いた。爆発する可能性がなくて良かった」とほっとしていた。 |
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2013年02月13日更新 |