ポリフェノール
カシスポリフェノールの構造と働き
明治カシスポリフェノールとは
欧州産のカシス果実から精製した濃紫色の粉末で、吸収性や抗酸化性が極めて高い4種のアントシアニンを高濃度に含んでいます。(図1)
図1.アントシアニンの構造式と組成比
カシスアントシアニンの働き
パソコンや受験勉強などの近点作業を長時間続けると、水晶体の厚みを調節する毛様体筋が極限状態になり、一時的に復元できないコリ状態に陥ります。カシスポリフェノールは毛細血管の血流を改善することでこのコリ状態を軽減し、いわゆる仮性近視化を抑制します。また、末梢血流を改善し、肩凝りや腰の疲れをはじめとした眼精疲労や冷え性を緩和します。
仮性近視の抑制 → OA作業時にも目がクッキリ
50mgのカシスアントシアニンの摂取で、2時間のパソコン作業によりおきる仮性近視が抑制されました。毛細血管の血流改善を通じて、毛様体筋の調節機能が維持されていると推察されています。(図2・3)
(Altern.Med.Rev,2000;5(6):553-562)
図2.毛様体筋の働きと屈折異常
図3.仮性近視の抑制
暗視力の改善 → 夜間運転時にも目がハッキリ
50mgのカシスアントシアニンの摂取で、暗順応が改善されました。網膜中の光受容物質であるロドプシンの再生速度を速めることが分かっています。(図4)
(Altern.Med.Rev,2000;5(6):553-562)
図4.暗視力の改善