> 本当に連濁なら「ぢゅう」と書かないといけません
いいえ。現代仮名遣いでは、「町中」は最初の回答者が示された「3.一般的には二語に分解しにくい」に該当し、連濁であるにもかかわらず「ぢ」ではなく「じ」が原則となります。「稲妻」も同様です。
「まちぢゅう」が「まちじゅう」になったり「いなづま」が「いなずま」になったりするのは現代仮名遣い表記における規則によるものです。
注意しなければいけないのは、始めに「まちじゅう」「いなずま」というかな表記があってそれに「町中」「稲妻」という漢字が当てられているのではなくて、「町中」「稲妻」という言葉が先にあってそれを現代仮名遣いでは「まちじゅう」「いなずま」と表記することになっているということです。
tabide さんは「「稲妻」は当て字です」とおっしゃいましたが、これは全く考え方が逆で、いうなれば現代仮名遣いの「いなずま」が《当て仮名》なのです。
投稿日時 - 2005-12-09 22:33:02