「攻殻機動隊ARISE」キャスト一新！草薙素子役は坂本真綾に

(クランクイン!)

　12日、六本木nicofarreにて、第四の「攻殻機動隊」となる「攻殻機動隊ARISE」の製作発表会が開催され、全世界初公開となる本作の最新映像とその全貌が明らかになった。

　制作スタジオのプロダクションI.G社長：石川光久、総監督・キャラクターデザイン：黄瀬和哉、シリーズ構成・脚本：冲方丁という本作のキーパーソンとなる3人が登壇した本イベント。

　イベントでは、新たに「攻殻機動隊ARISE」が、各話約50分の全4部作であることを発表。第1作目となる「攻殻機動隊ARISE border：1 Ghost Pain」は、2013年6月22日（土）より2週間限定で劇場公開となる。また、公開同日にWEBの有料配信もスタートする。

　さらに、今作よりボイスキャストが一新することも発表。草薙素子役：坂本真綾、荒巻大輔役：塾一久、バトー役：松田健一郎、トグサ役：新垣樽助、イシカワ役：檀臣幸、サイトー役：中國卓郎、パズ役：上田燿司、ボーマ役：中井和哉と主要キャストが一新された。

　そして、「月刊ヤングマガジン」第4号（2013年3月13日（水）発売）より、「攻殻機動隊ARISE〜眠らない眼の男 Sleepless Eye〜」と題したコミカライズ連載もスタートする。

　サプライズゲストとして、同イベントに登壇した坂本は草薙素子役に決まった時の気持ちを「すごく嬉しいのと、これは色んなご意見があるだろうなと…。（私の声に）慣れていただくためにもがんばらないと！と思いましたね」とコメントし、前作まで田中敦子が演じていた素子役を演じるうえでの覚悟を感じることができる。

　また、最後に総監督である黄瀬和哉も「期待している方の“期待”に応えられるようにがんばります」と意気込みを語った。

　「攻殻機動隊ARISE」は、凶悪犯罪を阻止する事を目的とした攻性の特殊部隊“攻殻機動隊”の創設、そしてこれまでのシリーズ作品において謎に包まれていた全身サイボーグのヒロイン・草薙素子（くさなぎ もとこ）の物語を描く。草薙と公安9課の荒巻、後に攻殻機動隊のメンバーとなるバトーやトグサらとの出会いとともに、電脳ウィルス“ファイヤー・スターター”を巡る壮絶なアクションと電脳戦が展開される。今回、初公開された最新映像では、コーネリアスが担当するサウンドに合わせて、主人公・草薙素子の動く姿やオープニング映像などが解禁された。

　「攻殻機動隊ARISE border：1 Ghost Pain」は、2013年6月22日（土）よりTOHOシネマズ　六本木ヒルズ、新宿バルト9ほかにて全国劇場上映（2週間限定）