オレンジ色の新ユニフォームを発表する巨人の宮国(左)と菅野=宮崎県総合運動公園
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巨人の宮国椋丞投手(20)とドラフト1位の菅野智之投手(23)=東海大=が12日、今季の公式戦9試合で着用する「橙魂(とうこん)ユニホーム」をお披露目した。昨年はオレンジを基調としたユニホームを着用した試合でチームは7勝1敗の快進撃。次代のエースコンビとして期待がかかる2人は今季も好相性を引き継ぎ、リーグ連覇へ突っ走る決意だ。
シャイな宮国がきっぱりと言い切った。「去年はこれを着て1敗しかしていない。今年は全勝を狙いたい」。昨季は8戦7勝と抜群の勝率を誇ったオレンジユニホームだったが、実は宮国だけはカヤの外。5月16日のオリックス戦(東京ドーム)で、1イニングを投げ終えたところで右肩の違和感を訴えて降板。8月19日の広島戦(東京ドーム)でも5イニング3失点とピリッとせず。いずれもチームは勝利したものの、自身に勝ち星はつかなかっただけに今季は汚名返上を狙っている。
オレンジユニホーム初体験の菅野も「このユニホームを着て試合に出たいと言うより、活躍したい。自分がもし投げるとしたら勝率を下げないように頑張りたい」と抱負を語った。 (臼杵秀之)
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