グアムで刃物男 日本人2人死亡か2月13日 7時55分
グアム島で12日夜、車が歩行者をはねて店舗に突っ込んだあと、運転していた男が車を降りて周りにいた人たちに刃物で次々と切りつけ、これまでに少なくとも2人が死亡し、多数のけが人が出ているということです。
地元の病院は死亡した2人は日本人だとしています。
グアム島の繁華街タモン地区で現地時間の12日午後10時半ごろ、車が歩道に乗り上げて歩行者を次々とはねたあと店舗に突っ込み、運転していた男が車を降りて、周りにいた人たちに刃物で次々と切りつけました。
地元の警察によりますと、この事件で少なくとも2人が死亡し、多数のけが人が出ているということです。
地元の病院によりますと、死亡した2人は28歳と82歳の日本人女性で、刃物で刺されて死亡したとしています。
この病院にはこのほかに少なくとも12人が運ばれ、このうち11人が日本人で、けがをした日本人の中には生後8か月の赤ちゃんと3歳の幼児も含まれているということです。
また、けがをした12人のうち、6人は車にはねられ、別の6人は刃物で刺されてけがをしたということです。
地元の消防は、死亡した人は3人、けがをした人は12人だとしています。
警察は、現地に住む21歳のアメリカ人の男、チャド・ライアン・デソト容疑者を逮捕して、デソト容疑者が無差別に人々を襲ったものとみて調べを進めています。
グアム島の日本総領事館は、詳しい状況を確認中だとしています。
旅行代理店の「エイチ・アイ・エス」によりますと、グアム島へのツアーを手配した日本からの観光客8人が事件に巻き込まれ、現在、病院で手当てを受けているということです。
8人の中には骨折する大けがをした人もいるということですが、今のところ、いずれも命に別状はないということです。
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