名大病院、ソウル大と看護師交流 協定を締結【ソウル共同】名古屋大病院(名古屋市)は23日、韓国のソウル大病院と、看護師を中心に病院職員を相互派遣する協定を締結した。名大病院によると、看護師の派遣を趣旨とした海外の大学病院との協定は、国立大病院では初めて。 海外の看護現場で患者のケアや新人教育の方法などを学ぶことで専門性を高めるほか、両病院の継続的な交流を通じて、人材育成や離職率の改善といった共通の課題の解決を目指す。 名古屋大とソウル大は2006年に学術交流協定を締結し、互いの学生を受け入れてきた。しかし、看護師らが海外交流する機会は少なく、新たに病院同士の協定を結ぶことを決めた。 【共同通信】
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