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遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告が送られた事件で、警視庁など4都府県警の合同捜査本部は10日、ネット掲示板に殺人予告を書き込んだとして、威力業務妨害の疑いで東京都江東区白河、IT関連会社社員・片山祐輔容疑者(30)を逮捕した。「全く事実ではありません」と容疑を否認している。
遠隔操作事件では4人が誤認逮捕され、「真犯人」を名乗る人物は犯行声明で、今回の逮捕容疑を含む計13件の予告を書き込んだことを認めていた。捜査本部は片山容疑者の自宅や利用していた東京・秋葉原のネットカフェからPCを押収。同容疑者が一連の事件に関与したとみて、遠隔操作ウイルスの作成や予告を送った形跡がないか鑑定し全容解明を進める。
逮捕容疑は昨年8月、愛知県内の企業のPCを遠隔操作し、ネット掲示板2ちゃんねるに「コミケ(同人誌即売イベント)で大量殺人」と書き込み、都内の会場の警備を強化させるなど主催者の業務を妨害した疑い。この事件で誤認逮捕された人はいなかった。
事件が発覚した昨年10月以降、真犯人を名乗る人物から報道機関などに相次いでメールが届き、今年1月にはメールの内容通り、江の島(神奈川県藤沢市)で猫の首輪から記憶媒体のマイクロSDカードが見つかった。
カードから、事件に使われた遠隔操作ウイルス「iesys.exe」の設計図に当たるソースコードが確認され、捜査本部は真犯人のものと断定。現場周辺の防犯カメラに、猫に近づく片山容疑者とみられる男と同容疑者が使ったとみられるバイクが写っていたことが分かった。
片山容疑者は2005年、同様の襲撃予告事件で警視庁と宮城県警に逮捕され、翌年実刑判決を受けた。カード内のメッセージには「以前事件に巻き込まれたせいで、無実にもかかわらず、人生の大幅な軌道修正をさせられた」とあり、メールにも「警察・検察をはめてやりたかった」など、動機とみられる記載があった。
一連の遠隔操作事件は昨年7~9月、男性4人が誤認逮捕され、4都府県警が謝罪する事態に発展した。
(2013年2月10日21時03分 スポーツ報知)
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