・ことわざみたいなものを考えつきました。
<しょっぱなから、例外を言う。>
っていうんだけど、たぶん、
かなりたくさんの人が思い当たるんじゃないかな。
なにかを始めようというとき、
新しい考えを伝えるとき、
ひとつの仮説からスタートしようというとき、
ごろんとした考えの元を差し出すとき‥‥。
そういうときって、いっぱいあります。
それは、完成に向っての出発点ですから、
あちこちに穴が空いていたり、
人によっては不都合なことがあったり、
おそらく困難にぶつかることが想像されたり、
あちらを立てると、こちらが立てなかったり、
その考えが成り立たない例外があったりします。
それは、あたりまえのことです。
そして、穴や例外は、すぐに見つかります。
誰にでも簡単に見つけられると思います。
そうすると、提案なり仮説なり、
もっとやわらかいところでは冗談なり遊びなりが、
最初の一歩を踏み出す前に、
穴や例外を指摘することもできてしまうのです。
するとどうなるか、まだ薪に火がつかないうちに、
水をかけられた焚き火のようになってしまうのです。
なんだか、そんなことが多くなってるなぁと思えます。
あっという間にくすぶり出して、
燃えない焚き火ばかりになってしまうと、
誰もが最初にマッチを擦ることも、
新聞紙に火を移して炎を育てることも、
嫌気がさしてやりたくなくなってしまいます。
日本には過剰なまでの改良はあるけれど、
イノベーションがないとは、よく言われることですが、
それは、<しょっぱなから、例外を言う。>ことで、
「細かいところまで、よく気がつくオレ」を演じる
「おりこうさん」たちのせいかもしれませんよ。
(あ、むろん、例外はあると思いますが‥‥ね)
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
自転車って、倒れるだろう誰か乗れるか?!‥‥ですよね。
<しょっぱなから、例外を言う。>
っていうんだけど、たぶん、
かなりたくさんの人が思い当たるんじゃないかな。
なにかを始めようというとき、
新しい考えを伝えるとき、
ひとつの仮説からスタートしようというとき、
ごろんとした考えの元を差し出すとき‥‥。
そういうときって、いっぱいあります。
それは、完成に向っての出発点ですから、
あちこちに穴が空いていたり、
人によっては不都合なことがあったり、
おそらく困難にぶつかることが想像されたり、
あちらを立てると、こちらが立てなかったり、
その考えが成り立たない例外があったりします。
それは、あたりまえのことです。
そして、穴や例外は、すぐに見つかります。
誰にでも簡単に見つけられると思います。
そうすると、提案なり仮説なり、
もっとやわらかいところでは冗談なり遊びなりが、
最初の一歩を踏み出す前に、
穴や例外を指摘することもできてしまうのです。
するとどうなるか、まだ薪に火がつかないうちに、
水をかけられた焚き火のようになってしまうのです。
なんだか、そんなことが多くなってるなぁと思えます。
あっという間にくすぶり出して、
燃えない焚き火ばかりになってしまうと、
誰もが最初にマッチを擦ることも、
新聞紙に火を移して炎を育てることも、
嫌気がさしてやりたくなくなってしまいます。
日本には過剰なまでの改良はあるけれど、
イノベーションがないとは、よく言われることですが、
それは、<しょっぱなから、例外を言う。>ことで、
「細かいところまで、よく気がつくオレ」を演じる
「おりこうさん」たちのせいかもしれませんよ。
(あ、むろん、例外はあると思いますが‥‥ね)
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
自転車って、倒れるだろう誰か乗れるか?!‥‥ですよね。
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