遠隔操作ウイルス事件を巡って30歳の男が逮捕された事件で、報道機関などに届いた犯行声明などの4通のメールが、男の職場以外の場所から送られていたことが分かりました。
片山祐輔容疑者(30)は去年8月、大量殺人の予告をインターネット掲示板に書き込んだ疑いが持たれています。この予告は、片山容疑者が派遣先の職場のパソコンから送ったとみられ、警視庁などは、都内の幼稚園に届いた脅迫メールなど12件についても、多くが同じパソコンから送信されたとみています。片山容疑者は、去年10月に別の会社に派遣先が変わりましたが、その後、報道機関などに届いた犯行声明など4通のメールについては、職場以外の場所から送られていたことが分かりました。いずれも深夜から未明に送られていて、警視庁などが送信元のパソコンの特定を進めています。